【感想・ネタバレ】銀杏手ならいのレビュー

あらすじ

手習所「銀杏堂」に集う筆子とともに成長していく、新米女師匠・萌の奮闘物語
子に恵まれず離縁され、実家の手習所「銀杏堂」を継ぐことになった二十四歳の萌。女先生と侮る悪童らに振り回されながら、忙しない日々を送っていた。ある朝、銀杏堂の門前に女の捨子を見つける。自身も血の繋がらぬ両親に愛情深く育てられた萌は、その子を「授かりもの」として育てることを決心するが…。真っ直ぐに子どもと向き合い成長する、時代人情小説の傑作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

嫁いで三年、子供が出来ず、離縁され身一つで実家に戻った萌。

手習場を営む実家で、新しい人生を再び始めるのだか……。

西條奈加さんは子供を描かせたら、天下一品ですね。

素敵な一冊です(^^)

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2021年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夢中で読ませてくれる作家さんのひとり。銀杏の葉の黄色に彩られた物語で、出戻りの萌先生の屈折や前を向く姿などに共感する。最後、駆け足気味だったけれど、それも緊張感があってよかった。ただ、「すべからく」の一文がちょっと気になった。
須らくは「すべて」ではなく、「(当然)なすべきこと」。

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2020年10月23日

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