【感想・ネタバレ】まんがで知る教師の学び これからの学校教育を担うためにのレビュー

あらすじ

「教師は生涯かけて教師になる」成長したいと願い、学び続けるすべての教師のために——。

まんがで知り、解説で納得! 教師にいま求められる資質・能力と必要な知識が、主人公・吉良良介先生の言葉と奮闘する仲間のストーリーを通してわかります。現役の教頭先生が文・漫画ともに手がけ、小学校を舞台に描く物語はリアル感満載。登場人物たちのつまづきは、全て著者の経験に基づいています。
登場人物たちが課題をクリアする上で、ビジネススキルや教師教育学で提唱されている考え方がうまく取り入れられている点も注目です。

【目次】
第1章「そもそも思考」で考えよう
——そもそも、学ぶとは何か?
第2章 技術的合理主義の限界
——省察(リフレクション)を繰り返しながら成長する
第3章 リフレクションと自己改善
——成長するためには授業観を磨くこと
第4章 タイムマネジメント
——多忙感に負けない仕事術
第5章 学び合いと社会的構成主義
——授業形態の真似で終わらせないために
第6章 発達の最近接領域の理論と実践知・学問知
——専門家集団がビジョンを共有すれば…
第7章 教師に必要な21世紀型能力
——自身の強みを生かした未来設計
第8章 レジリエンスと学習する組織
——学び続ける教師とは

【著者】
前田康裕
1962 年、熊本県生まれ。熊本大学教育学部美術科卒業。
岐阜大学教育学部大学院教育学研究科修了。
公立小中学校教諭、熊本大学教育学部附属小学校教諭、熊本市教育センター指導主事を経て、現在、熊本市立向山小学校教頭。(刊行時点)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

職場にあり読破。
10年ほど前に出版された本ではあるが、「教師の学び」について書かれているということもあり、以前から気になっていた。

漫画ということで、すごく読みやすく、分かりやすく、共感した部分が多くあった。
学びの相似形、臨機応変に対応する力、忙しいは言い訳、まずは技術を得る(知る)こと…これまでの自身の経験の中で、大切だと感じていたことも言われており、この本を教師なりたての頃に読んでたら、今よりも教師として裏付けされた自信が持てていたかも…と思った。

特に印象に残った(強く共感した)のは下の3つ。
①習う…身につける内容が先にある、学ぶ…身につける内容は自分次第。
②状況を変えたいなら、他者よりも自分を変える方が容易である。
③仕事の充実があってこそ生活が充実する。

2.3巻も読む!

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2024年05月17日

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