あらすじ
成体となった皇族は竜に変身することができる国、ランホァン。その国の皇太子であるリーホァンは、とっくに成人を迎えた今も幼体のまま変化できないでいた。そこで、リーホァンの成体化の為、現代日本から運命の番(つがい)として嶋雪(しま せつ)が召喚される。だが、召喚された運命の番は、とにもかくにも自分が大好きなナルシストだった! 運命の番を成体になるための道具としてしかみていないリーホァンと、自分が大好きで破天荒な行動ばかりとる雪。まったく噛み合わないように見えた2人の運命は――。書下ろし番外編も収録!
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楽しかったです!
セツの突き抜け具合に度肝を抜かれましたが、読み進めてすぐに好きになりました。
美しい大好きな自分をさらに磨くための弛まぬ努力に感服です。
最高の自分でいるための努力を惜しまないその姿勢は本当にすごいなと思います。
お師匠さんとの絆にもほっこりしました。
自分を好きでいる努力
⬆️ナルシストってそういうことなんだなって思いました。
まず主人公の破天荒さに驚きましたが、所々で差し込まれるエピソードが切ない。ただその辛さを主人公が、ことさらにアピールすることもありません。周囲が主人公の誠実さと可愛らしさに気付いて行く過程がとても良いです。大好きな作品です。
すごく好きな作品です。
読みはじめた時は雪のナルシストっぷりに驚いたけど、自分を磨くための努力を惜しまず自分を貫き通す強さには感動しました。雪の生い立ちにはなかなかにつらいものがあるけれど、それをみせないところもすごいです。気を失った雪が「お父さん」と呼んだ時はせつなかった。
無事成体化したリ―ホァンとずっと幸せに暮らしてほしいです。
クセがクセになる
なかなかもってクセの強いセツに、
最初は愛着がわくのだろうか、と疑問に思いながら読んでいましたが、
なかなかどうして、
セツ様、素晴らしいではないですか。
誰しもこうありたい、という最高の姿を見ました。
内容的には少し薄い気もしますが、セツ様のポジティブさがそれを凌駕しています
セツ(受け)への初見感想は「おお……(引」でした。女みもないしナヨナヨもしてないからマイナス感情は無かったけど、とんでとない自己愛の塊だから可愛いや萌えという気持ちが湧いてきませんでしたw
異世界に招喚されたのに、同様も混乱もしない雪のメンタルが強い。異世界の言語を勉強中の喋りや会話が、とても稚拙で可愛いです。
最後まで雪の「僕が美しい、素晴らしいのは当然!」な性格は変わりませんが、はじめて同士の初夜での雪がすごくえっちです。
電子書籍ブックライブで購入したが、挿絵がなくて悲しい。主役カプ以外のキャラのビジュアルがすごく気になるのに……。
特にリーホァン(攻め)の幼体姿と、リーホァンの父・皇帝の外見が知りたい!