あらすじ
【電子限定特典として、 描き下ろし漫画(2P)が付きます】
官能小説を書いている小説家の赤瀬川。担当の女性編集者との戯れを元に作品を書いてきたが、それが編集部内で問題となり、担当が冴えない男性編集・丸富に代わってしまう。
気乗りしない赤瀬川がからかうつもりで、「その気にさせてもらってからじゃないと書けないんだよね。キミにはできないでしょ?」
と言うと、「先生が書く気になるのであれば…」と予想外の返事が返ってくる。
そんな丸富が面白いと思った赤瀬川は……!?
※本作品は配信中の『それでは先生、お願いします。』第1話~第5話を加筆修正し収録したものです。ご購入の際は予めご了承ください。
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Posted by ブクログ
官能小説家(元純文学)×新人編集者のお話です。飽き性な性格で官能小説を書くことにも飽きてきた赤瀬川(攻)。自分のファンで原稿を書いてもらうためなら何でもしようとする編集者の丸富(受)に、初めは面白がって相手をするのだけれど、次第に丸富の真っ直ぐな視線が自分ではなく自分の書く小説へ向いていることに気付きはじめ…
はじめはリードを握っていたはずの赤瀬川が、徐々に丸富に心を乱されていくという、予想とは違う展開に引き込まれます。
エロ描写もしっかりと描かれていて、ウブなのに、先生のためになら何でもします!と言ってのけちゃう丸富に非常に萌えました。
エロいことに無縁そうな受けが、終始攻められっぱなしで抵抗することなく、気持ち良さに従順でただただ顔を赤らめてよがってるのが可愛すぎます。
その顔(表紙の彼)を見れるだけでも買いなのに、ストーリーもしっかりしてるんです!
赤瀬川が丸富と出会うことで、今まで無意識に蓋をしていた自分の過去と向き合うキッカケになり、最後はホロリとくるものもありました。
キャラクターの複雑な心情が丁寧に描かれており、それが少しづつ解けていくラストはとても読後感が良いものでした!
ピュアで無知な受けが好きで、エロ描写も見たい、じっくりとストーリーも読みたい!という方に本当にお勧めしたい一冊です!
丸富視点もありますが、これは赤瀬川の物語ですね。
身体をいいようにされてしまうのは丸富なのだけど、心の中を乱されるのはむしろ赤瀬川の方で。
その辺のアンバランスさが個人的に好みでした。
なぜ赤瀬川は、小説と真摯に向き合わないのか。
なぜ、「ココロがない」と評されるのか。
これには赤瀬川が小説家デビューする経緯や、幼少期の体験が関わっています。
ひとつひとつの過去エピソードが全て一本の糸で繋がっているところが上手いと思いました。
読み進むうちに赤瀬川の言動の意味がどんどん見えてくる感覚が爽快でした!
一途
いちばんを知らなかった人がやっと手に入れたのは、寝癖が可愛いお兄さんでした。
試し読みで面白かったので購入。買ってよかったです。
めっちゃ良かった!
小説家x編集者はよくある組み合わせでしょうが、この作品は格別に良かったです。
赤瀬川先生のゆる~い感じの色気と丸富くんの初々しいところが、絶妙なハーモニーで
いい具合に絡み合ってます。ほんとに2人が尊くてかわいいです。
初めての漫画家さんでしたが、作家買いしたくなりました。とっても面白かったです!
ちょっと問題のあるイケメン小説家と新人編集担当のストーリー。
拗らせてしまった小説家と、うぶだけど猪突猛進で先生の小説を愛している編集の、お互いが違いすぎるが故の刺激がおもしろい。
結局は美作先生のほうがどっぷりハマるんだぁ
後半グッと盛り上がった!
小説家×編集者。この設定はどこかで見たような感じになりそうだなと思ったら、小説家にいいようにされてしまう編集者、でも作家としての先生を尊敬するあまり、なんでも受け入れてしまう…という。うん、あるよね、こういうお話。
でも、この作品の面白さは、先生にいいようにされてメロメロじゃなくて、とにかく原稿最優先の編集者にあるかなあ。それで先生のほうもテンポが崩れていくさまがおもしろい。
で、幼少期の辛い経験から、ずっと去勢を張って生きてきた先生を救い出してくれるのが丸富だったんだね〜。後半からラストにかけての展開がとても良かったな〜💕
良かった
最初のあたりは、難しい文章が多くて、深読みしないと理解出来ないかな?と思ってましたが、段々2人の距離が近づいて、分かりやすかったです。
良かった
官能小説作家×編集者の普通のお話と思い2、3度スルーしてしまってお安くなってこの度購入しました。全然軽いどころか深いです。表紙に惑わされないで オススメです
良い意味で。。
よく表紙と中身の絵が違うとかってあるけどこれもそうでそうゆう時って騙されたわー(怒)ってなる事の方が多かったりするんだけど、これは逆でしたw なかの絵の方が好みだった。
ストーリーも良かったし続編でたらまた読みたいくらい♪
最初の感想は、表紙と中身だまされた!?と思ったけど読み進めてると受けのトロ顔(?)に表紙に納得(笑)
作家×編集とありがちな設定とストーリーではあったけど、醤油顔って言うんだっけ?な受けの表情のギャップが可愛いかったです。
攻めは今までなんなく出来ちゃってたから飽き性で、こう!みたいな一本道がなかったのにここに来て…みたいに読んでて取れました。