不遇ヒロインの訳ありシンデレラストーリー!
本作のヒロインは、蝶よ花よと育てられた見目麗しい令嬢・リリア…ではなく、そんな妹とは対照的な容姿から家族に虐げられ使用人以下の扱いをされてきた令嬢・シェリルです。
そんな彼女のもとに突然セノーデル辺境伯・グレイグから婚約を申し込む手紙が届き、やっとつらい日々とおさらばできる…!と思ったのもつかの間、顔を合わせた瞬間グレイグの口から飛び出したのは、
「私は君の妹に求婚するつもりだった」
「だから一年後私と離縁してほしい」
という信じられないような言葉でした…
本作の感想を一言で表すと、「もどかしい…!」
妹の作り話に騙されシェリルに対して冷たい対応をとるグレイグも、虐げられてきたゆえ自信がなく上手くグレイグに弁解できず身を引いてしまうシェリルも、すべてが上手くいかずもどかしい…!2人の関係はどうなるんだ!?とついついもう1話…あと1話…とページを捲ってしまいます。
特に引き込まれるのは、シェリルの自信のない表情の裏に隠された強さです。
一緒に暮らすようになり、グレイグが目にしたのは貴族令嬢とは思えぬほど家事を完璧にこなし、使用人が風邪をひけば自分のことは後回しにして看病に励む彼女の姿。
その真っ直ぐな優しさに、グレイグも自分の誤解に気が付きます。
そしてどんどん心を奪われていくグレイグ。
本当のシェリルを知ったグレイグは、果たして1年後彼女を手放すことが出来るのでしょうか。
異世界もの、訳ありラブストーリーが好きな方にお勧めの1作です!
感情タグBEST3
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シェリル、丈夫だなぁと思っていたら、まさかの、ここで病気?
そして、シェリルのシリアスな話を、ご飯食べながらしようとするなんて。本当にグレイグは気がきかない。違う意味で泣けてくる。
匿名
あれ?
確か、亡くなった母親は侯爵の子だと訴えてましたよね?そして、自分に似てないからという理由たけで自分の子ではないと言ってたのですよね?
なのになぜ「侯爵の子ではない」と断定してしまうの?なぜ自分の母親を信じてあげないの?
ダメだ!
シェリル。貴方がお母様を信じなくてどうするの!
夫にしてもいない不貞を責められ、それを苦に亡くなったのに、娘の貴女までそんな事を言ったらお母様が可哀想だ。
疲れて…
皆んなが元気に回復して安堵して熱だしましたね。
ヒロインと夕食をと楽しみにしてたのに謝るキッカケ失いましたね。
でも、これから幾らでも…
これは泣く
やっぱり倒れたー!そして、やっと食事を共に出来たのですね!よかった。でも、自分の生い立ちを話すシェリルに泣けてくる。シェリル、早く幸せになって!
やっとこさ
シェリルの話を聞くグレイグ。雪解けと同時に2人の関係が変わりだす。気になるのは1年後離婚を宣言されたけれど、今でどの位時間が経ったのか?
間違いで求婚された女7
家事が上手な理由についてシェリルの口から明かされました。グレイグの反応は次話に持ち越しです。でも悪い反応はしなさそうなので安心かな。
辛い過去を話して信じて… 。
過去を話してどお成るのか判らないが、信じて話してみようと思った自分が今後どお成るのか心配。でも、すべて話してみようと思いきったシェリルワクワクしてきますね。
あ〜展開がじれったい💦
やっとディナーに誘われたのに・・・、病気になっちゃって💦
早く〝あいしてる〟って言ってあげて・・・って思っちゃう😍
読み始めたら続きが気になり、小説版を購入してしまいました😅
いやいや!
やっと本当の彼女の姿を知ることが出来て良かった!本当に嬉しい。ちゃんと聞いてくれて良かったです。本当の娘じゃないかの話は、あの父親の妄想かもしれないので、そんな風に言わなくてよいと思うのに!