【感想・ネタバレ】齋藤孝のざっくり!万葉集――歴史から味わい方まで「すごいよ!ポイント」でよくわかるのレビュー

あらすじ

〇仰天!国家プロジェクト〇探訪!万葉仮名ワールド〇古代の歴史が透けて見える〇恋の歌に知性キラリ〇万葉人に共感……5つの視点で、奥深い「万葉集」を味わい尽くす。日本人として生まれた以上、万葉集というすごい財産に見向きもしないで生きて、死んでいくのは、非常にもったいない! いろいろ読むより、この一冊で! 令和の時代だから知っておきたい教養。万葉集は国民のお宝!

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Posted by ブクログ

「令和」の時代になり注目を浴びている
万葉集。

実は以下の内容であることをご存知でしょ
うか。

①20巻から成る長大な書物で、4500首
もの和歌が収められている

②収録された和歌は、短歌だけではない

③和歌は全て「万葉仮名」という漢字で
書かれている

④天皇から庶民まで、様々な階層の人の
歌が差別なく集められている

それらの中から恋の歌や当時の人々の暮ら
しが読み取れる歌などをざっくりと学び、
「古代史」を知ることができる一冊です。

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2020年11月17日

Posted by ブクログ

昨年読もうと思いつつ、先伸ばしにしていた一冊をようやく読むことができました。

本全体の構成とデザインが良いから見ていて疲れません。
年号から「万葉集」に興味を持った方にぴったりの初心者向け本。
本を読む前か読んでいる最中に、万葉集の番組なり
YouTubeなどで、実際に音として歌を聞いてから読むと
より深く世界に浸れるのでオススメです。
引用部分も大きな文字なので、気に入った歌は音読もできる親切仕様。

付録頁の日常生活で使える万葉ワード用例集がおもしろかった。使いたいけど、使えないだろうなぁ。

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2020年01月22日

Posted by ブクログ

万葉集の入門としてよい本でした。

私にとって一番面白かったのは、万葉仮名の解説部分。他の本では、こんなに万葉仮名について書かれていなかったせいか、漢字と仮名で書かれた歌が当たり前みたいに思っていました。万葉仮名ってこんなだったんだ~❗と驚きました。しかも、平安にはもう万葉仮名が読めなくなってた、とか、これを解読するのに頑張ってくれた人がいた、とか、知らなかったことばかり。歌のことだけでなく、日本語の成り立ちについてもいろいろ考えさせられました。たまに、同じ歌のはずなのに教科書で読んだ歌とちょっと違うな、と思うことがあるのですが、万葉仮名だから、解読する人によって漢字仮名まじり文にすると違ってしまうのね、と納得しました。

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2024年07月27日

Posted by ブクログ

代表的な歌を解説するような、よくある本かと思いきや、万葉仮名の成り立ちや当時の政治など背景もふまえて楽しむための知識が書かれていて、予想以上に面白かった。将来に残すべき日本文化は“日本語”というのは本当なんだなあ。

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2022年01月07日

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