【感想・ネタバレ】齋藤孝のざっくり!西洋哲学――ソクラテスからマルクス、ニーチェまでひとつかみのレビュー

あらすじ

哲学や思想といったものを難しく考えすぎず、悩みや疑問への「処方箋」であると考えてみると、それを知ることの意味も見えてくる。「世界はどうなっているのか」といった大きな問題から、「どう生きればいいのか」という身近な問題まで、私達の人生や社会を考えるうえで、西洋哲学はとても実用的なもの。それは「困難を乗り越えるための薬」。この1冊で、西洋哲学の本当の面白さがわかる!

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Posted by ブクログ

私は世の中何か一つの真理があると思っていた。それをずっと探究(そんなたいそうなものではないが…)するかよようにあれこれと経験したり、本を読んでいたつもりだった。
それはプラトンの言う「イデア」物事の本質を常に探そうとする西洋思想が、いつのまにか自分に刷り込まれていたものだったと、この本を読んで気付いた。

西洋哲学はその後も発展して、カントの言うように、イデアを全て現実世界の経験的認識に当てはめない方がいいと言う考えや、フッサールの言うように現実は微妙にあいまいで概念上存在する100%完璧な存在ではないという考えに至ってきている。

そして、さらにはマルクスやフロイトなどどんどん思想が変化してきていた。

この本は、歴史の流れに沿って西洋哲学を説明してあり、全体理解にはとてもよかった。

それぞれの哲学者たちの本をもっと読みたくなった。

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2021年09月01日

Posted by ブクログ

西洋哲学に興味があり、でもじっくり一つ一つを勉強する時間がなく、買ってみました。
とてもわかりやすく読みやすく、面白かったです。
特にピタゴラス、カント、ニーチェに興味を持ちました。
齋藤先生の頭の良さ、人柄の良さも伝わってきました。
P170〜P178の先生の青春時代のお話も面白かったです。
だ、本当にざっくりです。
これから個別に深く勉強を始めたいと思っています。
(そんな時間が欲しいなー…)

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2018年01月21日

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