あらすじ
【極上のα(アルファ)――葵木 啓文(あおき ひろふみ)。】それはまるで、恋の芽生え。葵木 啓文――学園を動かす力を持つ集団「四逸(しいつ)」の中で学問を代表するα。常に冷静沈着でスマートな姿勢にはファンが後を絶たない。何でも知っていて、いつでも欲しい言葉をくれる、それが葵木先輩。春太(はるたか)にとっては一番に頼ることができて、自分が何をしたいのか常にヒントをくれる存在。春太はそんな葵木と肩を並べたいという一心で、四逸を目指す者の通過儀礼とされている「プレッジ」を申し出る。※本作品は単話配信しているものに、加筆修正・描き下ろしを加えたコミックス版です。重複購入にお気をつけ下さい。
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進学を直前に恋人・那治(α)に別れを告げられた春太(はるたか)(Ω)。その理由は、名家の子息が通うエリート校・帝城学園へ進学し、政治家である父親の跡を継ぐためでした。「政治家になって春太たちΩにとって生きていきやすい社会を作りたい」と語る那治に感銘を受けた春太は、自らも帝城学園に入り那治を支えることを胸に誓いますが、上流社会の縮図のような帝城学園の実情に圧倒されて……。
閉鎖的な空気が漂う全寮制男子校、美麗なタッチで描かれる豪奢な学園生活、複雑に入り組んだ人間関係――これはもう名作の予感しかないのでは……?
シリーズものの第1巻という物語の序盤ゆえ、まだカップリングがはっきりしない状態ですが、別れた恋人を一途に思い続ける春太と、彼と距離を保とうとしつつも未練がにじむ那治、そして生徒を牛耳る社交クラブ「四逸」の一員で春太を気にかけている上級生・葵木(α)ら、魅力的なキャラクターたちがどんなドラマを繰り広げてくれるのか、期待に胸が高まります。また、セックスを武器にヒエラルキーを駆け上がろうとする春太のルームメイト・辻(Ω)や、「四逸」会長の立場を使って奔放な性生活を送る蓮宮(α)など、不穏な空気を纏う人物も。登場人物が多く設定も複雑ですが、それだけに世界観に入り込んだときの面白さは格別! 「完結してからまとめて…」なんて言わずに、1巻ずつがっつり読み込んでほしい作品です。
同時収録されている短編「お子様はα」では、前作『奥様はα』(ふゅーじょんぷろだくと)のカップル・隆臣と一昌の子どもが隆臣の母校である帝城の幼児教室に入る描写が……。本編のストーリーに関係してくるのか、こちらも楽しみです!
感情タグBEST3
匿名
ほんわか
もうすごいくっついてきた〜
葵木先輩と春太…綺麗なシーンがいっぱいあってドキドキ…
だけど、なんだかまだまだ知らない部分がありそう
1〜4巻までの大枠の感想です
ヨーロッパ風の男子寮生のような設定が好きなので最新刊までまとめて購入しました。4巻まで見ても9割はプラトニックです。(特に4巻は…)その分男子寮ならではの秘め事感や、耽美な雰囲気があるのかな…とも思います。実在するのかと錯覚する程、学校や寮の細かな設定が挟んでありワクワクします。主人公以外にも何組かcpがあるので、そちらの進展も気になりました。
もっと進展があるかと思いきやそうでもなかった。でも葵木先輩にちょっと変化あり?今回は笑えるシーンあって良かったです。
匿名
一条くんの良さがわからん
面白い、確かに。けれどもそれ以上に、成長しようという気概も努力も見られない一条くんにイライラする。平常心が出来ないミスを何度繰り返すのか、バカも休み休みにしろ、バカもいい加減にしろ、と言いたい。
あー、周囲には居ない毛色の変わったヒロインちゃんポジ? お花畑のヒロインちゃんの天真爛漫さに葵木先輩はやられちゃった感じ? 次巻も成長が無いならもう買わない。
じわじわ展開
4巻目にして各々の関係性に急展開というわけでもなく、前巻よりは進んだのかな?程度。αとかΩとかの性別差が色濃くでる描写もなく学園内で行われる独特なゲームでほぼ終わった1冊。
メインキャラ以外も動かしてるからじわじわ展開が半端ない。
何巻まで続くんだろう。。。