進学を直前に恋人・那治(α)に別れを告げられた春太(はるたか)(Ω)。その理由は、名家の子息が通うエリート校・帝城学園へ進学し、政治家である父親の跡を継ぐためでした。「政治家になって春太たちΩにとって生きていきやすい社会を作りたい」と語る那治に感銘を受けた春太は、自らも帝城学園に入り那治を支えることを胸に誓いますが、上流社会の縮図のような帝城学園の実情に圧倒されて……。
閉鎖的な空気が漂う全寮制男子校、美麗なタッチで描かれる豪奢な学園生活、複雑に入り組んだ人間関係――これはもう名作の予感しかないのでは……?
シリーズものの第1巻という物語の序盤ゆえ、まだカップリングがはっきりしない状態ですが、別れた恋人を一途に思い続ける春太と、彼と距離を保とうとしつつも未練がにじむ那治、そして生徒を牛耳る社交クラブ「四逸」の一員で春太を気にかけている上級生・葵木(α)ら、魅力的なキャラクターたちがどんなドラマを繰り広げてくれるのか、期待に胸が高まります。また、セックスを武器にヒエラルキーを駆け上がろうとする春太のルームメイト・辻(Ω)や、「四逸」会長の立場を使って奔放な性生活を送る蓮宮(α)など、不穏な空気を纏う人物も。登場人物が多く設定も複雑ですが、それだけに世界観に入り込んだときの面白さは格別! 「完結してからまとめて…」なんて言わずに、1巻ずつがっつり読み込んでほしい作品です。
同時収録されている短編「お子様はα」では、前作『奥様はα』(ふゅーじょんぷろだくと)のカップル・隆臣と一昌の子どもが隆臣の母校である帝城の幼児教室に入る描写が……。本編のストーリーに関係してくるのか、こちらも楽しみです!
感情タグBEST3
絵柄は申し分なく綺麗でストーリーもいいんだけどページ数が短すぎてそこがほんとがっかりする。今回もそんな展開がなかったので一体何巻続くんだろうと思った。
最初はオメガ&アルファの学園モノによくある三角、四角関係的な物語かと思ってたんですが、もっと深いテーマな様で…今回は恋愛要素より第二性社会への問題提起というか…主人公がこれから大変な事に巻き込まれて行きそうで、続きが気になります。
あっという間に読み終わりました。今回も絵とストーリーは良かったけど思ってたより進展はないような。会長のおかげで違う方向に深くなっているような気がします。
進展はありますが展開が遅いと感じました。
3巻目で変わったのは元彼との離別と主人公がΩの立場を変えるような力がほしいとエリート校に通う目的をもつことくらい。
あとは…ほんの少しまた相手役になると思われるαの先輩と距離が近くなったかな?
3巻目にして恋愛うんぬんが遅々として進まず。
この調子だと5〜6...続きを読む巻は続くのかなと思っちゃう。
BLとしてはあまり面白味はない話です。朴念仁なαがじーっくり絆されてくのは面白いかもですが。
期待して、楽しみにしてた3巻。
つまんない巻でした。
盛り上がりどころはどこ?
続きは買うだろうけど、
買って損したと思わないものを作ってください。