【感想・ネタバレ】残業バケーション/運命の人はどこですか?のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

6人の女性作家が書いた短編集。普段読まないタイプの本だけど、先週のZoom飲み会で友人が紹介してくれたので読んでみました。

正直、西加奈子さんの話はイマイチだったけど、それ以外はそれぞれが全然違うテイストですごく面白かった!そこまで恋愛要素強めでも無いし、恋愛モノに興味無い人も楽しめる作品だと思います♪

柚木麻子さんのは、段々相手の事を好きになっていくドキドキ感が伝わってすごく面白かった。この話を一番最後に持っていくところに編集者のセンスも感じました♪1話目の飛鳥井千砂さんの「あれ?こういうテイスト??」もなかなかスパイスが効いてて面白かったし(笑)、一番本のタイトルに近い彩瀬まるさんのはめっちゃほっこりしたし、瀬尾まいこさんのは単純に文章が面白くて、かつ微笑ましい感じで嫌されました☆

南綾子さんのも、割とめんどくさい事が嫌いでは無く、興味のある事に対してはいつも全力投球の僕とは違ったタイプの女の子が主人公で、何でもすぐめんどくさがる人の気持ちがちょっと理解出来て面白かった♪

絶対に自ら進んで手に取るタイプの本では無いけど、たまには普段読まないタイプの本を読んでみるのも良いものです☆

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2021年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お気に入りの作家、飛鳥井さんと柚木さんの作品が読みたくて購入。目当ての二人の作品は安心の面白さ。彩瀬さんと瀬尾さんのもよかった。運命の人、ていうとつい恋愛関係かと思っちゃうけど、それだけじゃないですよね。

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2016年08月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★かなしい食べもの
つらいとき、底に沈んでいってしまわないように、自分の手を掴んでくれた人。
その人が作ってくれた料理を、今も定期的に食べなければ落ち着かない女。
もうつらいことは過ぎているのに、落ち込むといつまでも同じ方法に縋る。
そうすることで、自分を安心させているのだ。
でも、そうやっていつまでも一人で膝を抱えているなんて、悲しすぎる。
今ある周囲との関わりを、自ら断ってしまっていることに、気づいているだろうか。
すぐに止めろとは言わないけれど、少しずつ減らしていこうよ。

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2016年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

“運命の人”をテーマにした、恋愛アンソロジー。

・「神様たちのいるところ」元彼との約束を信じて30の誕生日にギリシャへ旅立つ。実は不倫中の今彼に追いかけて来て欲しいから。そして玉砕。気持ちの切り替えがさっぱりしてて良かった。切ないけど。

・「かなしい食べもの」枝豆チーズパンの話。自分の話すテンポに、彼女が合わせていてくれていることをしった主人公の「俺のためのもの」が「人の形をしていた」という表現が好き。

・「運命の湯」さすが、瀬尾まいこ、という感じ。面白かった。銭湯のおじいさん「ロミオ」と、女子大生「ジュリエット」のお話。

・「宇田川のマリア」妄想癖?な女の話。灰色の肌の男の正体は?よくわからなかったけど、怖かった。

・「インドはむりめ」三十路になっていろんなものを諦めかけてる女の話。人生の転換期に悩む主人公の気持ちが、懐かしくも痛かった。友人達也とちゃんと結ばれればいいなと思った。自分も「インドはむりめ」だわ。

・「残業バケーション」木村拓哉の昔のドラマの話題が出てきて、テンション上がった自分はSMAPファンだ。最後に幸せな予感のするお話でほっこりした。

基本、恋愛もの苦手なんだなぁ、と改めて思ったけど、どれも読みやすかったので、楽しめた。

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2013年11月12日

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