あらすじ
お客様の歩数もメールも減らせ! 効率なんていらない。競争はしない。でも、手間は極める。創業者の行動と考えを至近距離で見てきた社長秘書が、丸亀製麺の強さの秘密を初公開します。「こんな効率の悪い店が成功するわけがない」「トップと100店舗以上の差があるのに、逆転なんてムリ」「ハワイで熱いうどんなんて、絶対売れない」……「常識」をことごとくひっくり返し、売れ続ける。その秘密が、この本でわかります。
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Posted by ブクログ
丸亀製麺では年功序列などなく社長にだって35歳でなれるし、中高年でもイキイキと仕事ができる環境や制度が整っている。それは、効率だけを追い求めるのではなく人の温かみを重視しているからだろう。
他にも色々と考えさせられた一冊だった。特に、ライバル視している産業がコンビニ(軽減税率が適用)というのが印象的だった。外食vs中食の戦いが増税時には始まるのだろう
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丸亀製麺の設立から成功までの軌跡を書いてある。他社にはみないオープンキッチンの採用やフランチャイズではなく直営店で切盛りするなど各章に小さな拘りを掲げてあり、店内の様子まで思い出してしまう程だった。人材育成などにも先日読んだ「丸投げのコツ」の方式に似たような事が書いてあり、成功は必然とわかった。食べに行きたくなる本。
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丸亀製麺の設立から店内の仕組みなどをまとめた本。
各章の最後にダイジェストが乗っているので頭に入りやすい。
社長の謙虚な姿勢が伝わって来ます。
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丸亀製麺の成功までの理由を記載。
今の自分の働き方の参考になる部分を探すために読む。
他の会社の成功本と比べつも書いてる内容に目新しい部分はなかった。
・感謝の気持ちを伝えること、感謝されたポイント増えると景品貰える
・全国の店の味を管理する人は一人、大変そうだけどそうすると味がぶれない。
・どれだけ無駄を省けるかを考える。席に着くまでの時間、薬味取りや食器返却までの歩数等
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丸亀製麺のIR本。
だけど、宣伝くさくなくてよかった。若い人にチャンスを与えるところ、社長の立志伝(自体は少ないけど)的な要素、2018年発売当時までは、ぐんぐん伸びている業績が読んでいて清々しい。
コロナの時代にどのように変わっていくのかウォッチしていきたい。
Posted by ブクログ
丸亀製麺の運営会社の社長秘書が、会社の急成長の秘訣を描いた本。全国の店の味をチェックしているのはたった一人であるなど、非効率な部分を残した運営で、客を魅了しつづけてきた事がわかる。社長の人柄についても記述が多い。現在、海外を中心に急拡大している同社の今後が気になる。
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丸亀製麺はなぜNo.1になれたのか?
麺匠の藤本さんは、丸亀製麺に入社した社員やパートナーさんに、最初に3つのことを教えています。
1、人のせいにしない
周りの人や環境のせいにすると、自分を産んでくれた親まで恨むようになってしまいます。自分の周りで起こっていることは、すべては自分が源です。
人に影響を受けるだけでなく、影響を与える人間になってください。
2、自分にウソをつかない
人にウソをつくと信頼されなくなりますが、自分にウソをつくのも同じことです。自分にウソをついていると、自分への信頼、つまり自信がなくなってしまいます。
3、人に感謝する
感謝は正しい表現で、相手にわかるように気持ちを込めて伝えること。感謝の気持ちを持つのは大事ですが、もっと大事なのは感謝される人になることです。
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まぁ成功したビジネスストーリー読み物としてはオモシロイのだけれど、どれも後付感満載でこれをそのままなぞっても再現性のある成功にはならないような気がする。
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丸亀製麺を事業の中心としているトリドール社の社長室の方による書籍。書店で、今の会社と業種は違えど経営方法が似ていると感じ購入した。丸亀製麺においては「手づくり・出来たて」「体験」「エンターテイメント」を重視している。そのため、センターキッチンは置かず、また客先を減らしてでも製麺機を店内に置くといった効率的ではない方法をとっている。また味を守るために麺匠は一人しか置いていない。また一方で本部機能においては、会議の効率化やコミュニケーションの効率化を図るとともま若い社員の登用、パートナーの方のモチベーションを高める施策などを柔軟にとっており、計画性よりも俊敏な機動力を重視している。すべてはお客様のよろこびのためである。その観点においては海外では日本の味にこだわらない。日本人にとっておいしいのではなく、現地の人にとっておいしいのかを考えた結果として商品のローカライズを図ることも時には重要となる。
トリドールは上記の思想に近い他企業のM&Aをしていきながら外食産業で世界のトップテンに入ることを目標にしている。その日も遠くないのではないかと感じることができた。