【感想・ネタバレ】花ふぶき 日暮し同心始末帖のレビュー

あらすじ

隅田川・柳原堤(やなぎわらづつみ)で物乞いと浪人が次々と斬殺された。殺しの夜の川べりには奇声が響いていたという。探索を命じられた北町奉行所の平同心・日暮龍平は、絶大な人気を誇る女義太夫姉妹の存在を知る。その美しく物悲しい節回しとは対照的な、ひいき筋の旗本の異様な興奮振りを龍平は疑うが……身分を楯にした傲慢な若侍の暴走を、龍平の剛剣が裁く。大ヒット「風の市兵衛」の著者が贈る痛快シリーズ「日暮し同心始末帖」、大好評第2弾!

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Posted by ブクログ

内容(「BOOK」データベースより)

柳原堤で物乞いと浪人が次々と斬殺された。殺しの夜の隅田川には奇声が響いてたという。探索を命じられた北町奉行所の平同心・日暮龍平は、絶大な人気を誇る女義太夫姉妹の存在を知る。その美しく物悲しい節回しとは対照的な、ひいき筋の旗本の異様な興奮振りを龍平は疑うが…身分を楯にした傲慢な若侍の暴走を、龍平の剛剣が裁く。迫真の時代小説第二弾!

平成29年9月12日~15日

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2017年09月15日

Posted by ブクログ

拐かしと殺人が罪であることは間違いないけれど、そもそもの発端は役目を裏切って私腹を肥やしたことがバレそうになると反論できない軽輩に罪をなすりつけて夫婦の命を奪った旗本にあることは明らか。
事件の背景と犯人像はある程度の段階で分かるように書かれているので、この問題にどう決着を付けるのかを楽しみに読みました。
結果は期待通りです!

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2025年10月05日

Posted by ブクログ

主人公日暮龍平は平同心でありながら凄腕剣客。
起こる事件は現代でもありそうな、鬱屈した若者の暴発と私刑的復讐劇。

主人公が事件解決に活劇するのだが、勧善懲悪ではない。
懲らしめなくてもいいかもしれない人たちを、消してしまうところ
心に固く硬く思うところがあるのか、はたまた念ずるものの軽さか。

かな家庭、家族を持っていながらのハードボイルド風がどうなるのか。

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2021年08月22日

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