あらすじ
【小さな会社でも実践できる! 売上を伸ばすノウハウ】
インターネット上で「女性向け」の商品・サービスを「売るため」の、文章とデザインのノウハウを伝える書籍。女性に商品やサービスを売りたいのであれば、「女性に響く」文章の書き方、デザインの見せ方を取り入れる必要があります。本書は、その書き方・見せ方の極意を余すことなく伝えるものです。
本書の中で語られる文章やデザインのノウハウは、売るための文章の専門家「セールスコピーライター」であり、通信販売業界などの現場で活躍するマーケッターでもある著者が、経験と実績からたどり着いた女性特有の考え方や購買心理・購買行動を汲んだもの。女性に響く文章・デザインだけではなく、ファンやリピーターになってもらうための仕組みづくりなどにも踏み込んでいます。
情報や物が溢れる現代では、どんなに素晴らしい商品でも、作っただけで自然に売れ始めるなどという奇跡は起こりません。売るためには、商品の「本当の魅力」を正しい方法で、買い手側にキチンと伝える努力が必要不可欠です。テスト・マーケティングなどに大規模な予算を割けない小さな会社でも実践できる、具体的で効果的な方法がたっぷり詰まっています。
〈こんな方にオススメ〉
・女性向けの商品やサービスの企画・販売・販促を担当する方
・ECサイトや自社サイトのマーケティングを担当する方
・女性向けの商品やサービスを扱うアフィリエーター
〈本書の構成〉
プロローグ(はじめに) シンデレラに物を買わせるには?
第1章 女性が見たいもの、見たくないもの
第2章 シンデレラが憧れる世界をつくる
第3章 女性をトリコにする文章の秘密
第4章 魔法がとけると買ってもらえない
第5章 買い物はいつでも、どこでも楽しい
エピローグ(終わりに) 「本当の価値」を正しく伝える力
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
良いものを作ったら売れる!と思いがち、いや思いたいのですが、売り方を知っている人が売れる!というのが現実です。
女性心理に細かく触れて、女性が買うのはどんな時か、何を求めて買うのか分かりやすく書かれています。
女性はそもそも「悩んでない」
とか、読んでから周りを見回してみると納得する部分がたくさん。
私自身、どちらかというと論理的な人間なのですが、女性に購入してもらうには感覚的なところが重要。その感覚の部分が論理的に(笑)、分かりやすく書かれているんです。
女性向けマーケティングのために何度も読み返したい本です。
Posted by ブクログ
【きっかけ】
インターン先で、セールスコピーライターの仕事をしているので少しでも参考になればと
【学び】
・女性にとって魅力的な商品は解決策ではなく「本来の自分を取り戻す魔法」→運命の出会いを演出することが大事
・女性に悩みを訴えかけるのは実はそこまで効果なし→「なんとなくイメージさせる」だけで良い
・飛ばし読みは当たり前→「見出し」だけで興味を引くように
・「専門知識」ではなく、「買い手にとって何がいいの? どんな役に立つの?」かが重要→実際にお客様が使っている表現に合わせる
・擬音語・擬態語は効果的
・「たった一人」に向けた文章を→結果として多くの人の心を動かす
・お客様の表現(ex.レビュー)をそのまま活用する
・女性は数字に響かないのは嘘 →自分の主張を後押し
・「10歳の子供達」でも理解できる文章表現を
・ひと目見たときに飛び込んでくる工夫
・まずは女性の「感情」に語りかける→ちょっとした文言の追加
ex) 500mg→大満足の500mg
・「理想のワンシーン」だけをひたすら見せて、「現実」に引き戻さない
・「言い切り」を避けると自信がなさそうに感じられ売れなくなる→ソフトな言い換え、少しでも手軽なイメージを演出
・男性は「モテたい、勝ちたい」という欲求(相対的満足) 女性は自己満(絶対的満足)を重視する
【感想】
男性と女性では購買に対する考え方が全く異なることに素直に驚いた
また、自分の書いている文章が、説明口調になっていることを改めて認識した
法規制を考えながら、どう翻訳していくかが今後の課題だ、、