【感想・ネタバレ】日中決戦(2) 沖縄本島、炎上!のレビュー

あらすじ

自衛隊は初陣を飾れるか?

F4&F15が空爆を開始し、
10式戦車&レンジャー部隊が出撃する
はたして沖縄本島を奪還できるのか!?

沖縄独立宣言後、突如、本島上空に姿を現した中国軍機から中国空挺部隊が降下し、県内の要所を次々と制圧していく。同時刻、尖閣諸島周辺にも中国軍艦が現れ、今まさに国境線を越えようとしていた。独立宣言をした仲宗根雅也大統領は、中国の属国になりかねない状況に、中国に対し不信感を抱き始める。一方、本島に残ったレンジャー部隊は、通称ヒトマルと呼ばれる10式戦車部隊とともに、侵攻してきた中国軍撃退作戦に動き出す。日本政府もこの状況を侵略行動とみなし、ついに重い腰を上げ、F4ファントムとF15イーグルで空爆を実施するのだった。戦場と化す沖縄本島を、日本は中国から奪還できるのか?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

2016年11月上梓。沖縄県が琉球国として独立するという知事の宣言は、その知事を選出した選挙からして中国の策謀であった。その宣言に即時、反応して中国軍の空挺部隊が沖縄本島に降り立ち、日本国の行政機関を解体していった。沖縄に駐屯する航空自衛隊の部隊は前線となる石垣島を中心とする先島諸島に展開中であり、完全に虚をつかれ状態となり、反撃攻勢の戦力確保のため陸上自衛隊も石垣島を目指して退避するに至り、本島在留はレンジャー2個中隊120人と密かにヤンバルにて訓練展開中のヒトマル式戦車一個大隊20両のみとなった。降下した中国約2000名と1/10のはんてを持って対峙しなければならない状況はどうみても劣勢であった、一方、中国の傀儡政権の様相を呈してきた知事による独立宣言は宣言した本人の意図とは別の思惑に動かされ、本人も当惑するままに事態は推移していく。

0
2025年09月14日

「歴史・時代」ランキング