【感想・ネタバレ】日中決戦(1) 沖縄独立宣言!のレビュー

あらすじ

これはリアルなのか!?

五星紅旗が翻り、
中国軍が沖縄本島を制圧する!?
専守防衛、日米安保で防ぎきれるか?

201X年、沖縄本島の北西方向より領空域に侵入してきた一機の中国機を、航空自衛隊は無人機と判断し撃墜。しかし、それは有人機だった。中国は日本政府に猛然と抗議し、尖閣諸島周辺を大量の漁船群で埋めつくす。海上保安庁が警告だけでは無理と判断し威嚇射撃したことから、中国船と銃撃戦に発展してしまう。
日本政府がその対応に追われる中、独立推進派として当選し、在日米軍のグアム移転を実現させた仲宗根雅也沖縄県知事が記者会見を行ない、沖縄県の独立を宣言する。突如発表された「沖縄独立宣言」。国連加盟国の二十数か国が承認するだけでなく、すぐさま多くの中国軍輸送機や空挺部隊が沖縄本島上空に現れるのだった……。

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Posted by ブクログ

2016年7月刊行。 沖縄知事選で沖縄独立を掲げる知事が思いの外高い得票率を持って誕生した。 その影に中国の息のかかった民族学の大家である大学教授そしてその後ろで手を引く中国特使と名乗る謎の人物。その知事の初登庁に時を合わせて沖縄本島並びに尖閣諸島にて中国の軍事行動が起こり、航空自衛隊と海上保安庁が対処するが、これは完全な罠であり中国に口実を与えるような状況が出来する。危急な状況と認識した総理大臣ご前線である石垣島を訪れたのを好機と捉えた沖縄知事は琉球国設立を宣言し独立国実現に向かったが、これは中国の描いた沖縄併合へのシナリオであり、大挙して空挺部隊を本当に導き入れる事態が出来する。事前に本島の航空及び過半の陸上戦力を石垣島に移した自衛隊は、海上からの補給が完成する前に残り少ない戦力で巻き返しを画策する。

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2025年09月11日

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