あらすじ
奇跡調査官の初仕事を終えた平賀は、ある少年と面会することに。彼は知能指数測定不能の天才児だが、暇にあかせて独自に生物兵器を開発するなど危険行為を繰り返し、現在はバチカン情報局で軟禁状態にあるという。迷える少年の心を救うため、平賀のとった行動とは……(表題作)ほか、ロベルトの孤独な少年時代と平賀との出会いをえがいた「日だまりのある所」、ジュリアの秘密が明らかになる「ファンダンゴ」など計4編を収録!
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面白いですね
最近アニメが始まったので原作を集めて読んでいます。
独房の探偵シリーズが好きなのでローレン周辺を繰り返し読んでいます。
読めば読む程ローレンの天才に舌を巻きます。
数々の特許を持つ富豪が研究費が足りなかったという理由でウイルス兵器を第三国に売り渡すというのは刑務所に入るための方便なんですよね。
改めて読み返していると、ローレンの左足の毒針入りの足かせ。
それを取り付けた専門家以外決して外せないとあります。
しかし、実はその専門家はローレンの息のかかった会社の人間であって、実は誰も知らないけど、足枷の仕組み自体はローレンが過去に発明していたものだった…というオチなんじゃないかな。
そもそもローレンはローマ警察のことをバカの集まりと言いきっていますからね。
コンタクトと眼鏡ですら簡単にローマ警察の検閲すり抜けていますから。