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Posted by ブクログ
本巻ではついに明確に太陽系外生命体が登場し、救世群の暴走の裏側が判明してくる。
時が経ち成長したイサリと救世群との考え方の違いは広がるばかり。そんなイサリをよそに、救世群はついに太陽系に対して戦争を始める…
人数こそ少ないものの、カルミアンのテクノロジーにより圧倒的な力を見せつける救世群。対して、相手の力量を見誤り後手後手のロイズとMHD。しかしMHDのジェズベルにはまだ隠してることがありそうで…
そしてジェズベル自身が太陽系外生命体の雰囲気を醸し出す。
かなりSF色が強くなってきた本巻。政治、謀略、戦争、太陽系外生命体…
個人的にはすごく面白い。宿怨とはこういうことか、と。500年近く閉鎖的な空間に病原体とともに押し込められるというのは想像を絶する。
現代のテクノロジーには存在しない工学的、宇宙的な筆者の発想にただただ脱帽。よくもまぁこんなことを思いつくものだ。
Posted by ブクログ
この興奮をぶつけるところがここしかないのが悔しいくらい面白かった。
少しずつ少しずつ明かされていく事柄に驚かされてばかり。キャラクターの名前で大抵のことは想像してしかるべきなんだが、全てを覚えているわけでもないので、時折伏線に息をのむ。そうだよね、セアキさんだもんね・・・
part3待ち遠しい!
イサリちゃんは1巻のイサリちゃんと同一人物なんだろう。哀しすぎる…1巻では「人類」とは思いもよらなかった。当たり前か。
今後は、人類が長命になること、繁殖の制限による得失についても書かれていくのかな。でかい星間航行物を飛ばす術をどう描いてくるかも楽しみ。
Posted by ブクログ
第6巻第2弾も怒涛の展開でした。カルミアンのテクノロジーによって強硬路線をとり、遂に始まった〈救世群〉の地球への侵攻。太陽系にはなかった技術での攻撃と原種の冥王斑の感染で地球はボロボロ。太陽系艦隊くるのか。。?
メニー・メニー・シープにいたイサリはこのときの姿から変わってないのかも。ラストに出てきたフェロシアンたちも、ここから?
カルミアン…〈石工〉の子たちだと思うけど、蜂っぽい体制なんだなぁ。蜂の生殖意識みたいなのをそのまま人間に取り入れたらそりゃラストみたいなことになります。ロサリオが気付いた、その前からの〈穏健な者〉と呼ばれるようになった性質もゾッとしない。
アイネイアはドロテア・ワットに乗り込み恒星船ジニ号の護衛に……セアキ家だからフェオドールも手を貸す(?)のかな。ドロテア・ワット、基盤みたいな形してるのか。宇宙空間に浮いてたら異様だろうな。
アイネイアのスカウト仲間ジョージ(ジョージの実家がヴァンディ家で明星の栽培に成功してるのよい)の幼馴染メララがノルルスカインから話しかけられてるのも気になります。続きも読みます。
Posted by ブクログ
読んだ。少しずつ、1巻の時代に近づくあるのかな。 1巻で出てきた、1匹の怪物が、何故人間に優しかったのか、やっと分かった。 ここまで、綿密に話を作っていたのか。。。あー。。ってなった。 しかし、物凄い屈辱を受けた人は、あそこまで無慈悲に人を殺せるのかな。なんていうか、ローマ人の物語に出てきた、スッラを思い出した。あと、マリウス。 このシリーズ、どんどん楽しくなってきてる。 さて、次読もう。
Posted by ブクログ
いよいよ宿怨の戦火が…
惑星防衛側と降下側の戦争を逃げずに正面から見事に描ききっててさすが。
しかし、Part3まで続くですなぁ…
続き早くっっ
Posted by ブクログ
PART1に引き続き物語が加速。長き恨みの蓄積と、それぞれの思惑、そして気持ちのすれ違いが、事態を混迷化させ、壮絶なカタストロフィを想像させる。
いったい何が起こり、1巻メニー・メニー・シープに至ったのか、ピースがどんどん埋まっていくものの、先は見えず。 そして、まだまだ裏がありそうで、目が離せない。
既巻を読み返しながら、作品世界を読み解き、思いを馳せるのがほんとうに楽しい作品。リアルタイムで読めることに感謝。
Posted by ブクログ
ついに切れた救世群。このまま人類を征服するにはちょっと危なそうな展開。カルミアンとノルルスカインとミスチフ?も暗躍しているし。
セアキ、イサリ、スキットル、ラゴス、シェパード号…
I とはどうつながっていくんだろうか。