【感想・ネタバレ】妖し語り 備前風呂屋怪談2のレビュー

あらすじ

本物の天女ではとも囁かれる妖しき美貌の湯女・お藤。その巧みな語りの噂を聞きつけて、和気湯には様々な客が訪れる。珍しい女客とは、頭の形が異様な人形を作り続ける母と不気味な観音像の話を、湯女になるという女とは、首と腸のみで飛び回る異国の精霊の話を、熊のような侍とは、己の中の別人格に悩まされる話を――語り合うのだった。お藤の前にまた、嘘とも真実ともつかぬ奇妙な物語が立ち上る。傑作時代怪談、第2弾!

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Posted by ブクログ

面白かったです。シリーズ2冊目も妖しく不思議な世界でした。
湯女のお藤が、語り、語られる物語。
日本の昔話だけではなく、外国も語られるのが好きでした。
九龍城、マカリーポン、ピーガスー…でも一番怖かったのは、「悪い観音様」の魅理亜観音。あれは悪いものだ。。
「愛らしい目の上の瘤」もラストにゾッとしました。残ったのはどちらだったのか。
このシリーズはここまでなのかな。軽く読めますが、ひんやりする世界でした。

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2019年08月20日

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