あらすじ
ほんとうにあった、猫と男の物語! ブアイソウな黒猫と暮らすことになった、プロボクサーのオレ。猫なんか大嫌いだったが、ボクシングの夢が断たれたあと、オレを頼ってくれたのは、このちっぽけな猫だけだった……。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
書店で見かけて、はやりのねこマンガのひとつかなと、何の気なしに手に取って、さいごにじわ~っと涙が。
うちも去年、息子が子ネコをひろってきて、初めてのネコ生活をしているのだけど、いっしょに暮らすことで変わっていくことはたくさんあるし、家族になっていくという実感もすごくわかる。
だからこそぎゅーっと胸をつかまれるような気持ちになるのよね。でも、クロはしあわせだったと思うよ。
Posted by ブクログ
風邪をひいてしまいました。。。。
丁度、仕事も2日間お休みなので、その間に治さなきゃ。。。って思っています。
とりあえず、午前中に病院へ行って薬をもらって、
午後は、お日様ポカポカのリビングのソファで、毛布に包まって、読書しながらゴロゴロ。
タイトルに惹かれて買った本(マンガ)です。
ある寒い夜、プロボクサーの俺は、
兄が拾ってきた2匹の猫の世話をすることになった。。。
猫があまり好きじゃなった俺だけど、
一緒に暮らすうちに、かけがえの無い家族になっていく。。。
猫を飼った人ならわかる、いろいろなこと。。。
「うんうん、そうなのよ、そうなのよね~」という感じがたまりません。
猫を飼いたいと思いつつ。。。
なかなか実現しない我が家。
冬は、猫のぬくもりが恋しい季節です。。。
Posted by ブクログ
すずめがツンツン地面をついばんでいたり、
蜘蛛が巣をはっていたり、
猫がまた、我が家の塀の上で眠っている姿なぞを見かけると、
あ、
(食ってる。)
(家、作ってる。)
(寝てる。)
と、私は思わず心惹かれて、その様子に見入ってしまうのだ。
彼らは、
私達とは言葉を交わさない。
意志も通じ合わない。
お互い、そしらぬフリである。
でも、同じ時代に同じフィールドで、
同じ様に
食ってるし、
寝てるし、
生きてんだな~、と思うと、
何かこう、同志に対する愛着の様な感情が溢れてきて、
(お互い頑張ろうな)と、声をかけ、←(心のなかで)
その場を去るのだ。
私はペットには興味が無い。
他者の命に責任を持つ、ってちょっと大変そうだな、って思うから。
でも、
寒空の下で凍えていた子猫を2匹連れ帰ってきた時から変わった著者達の生活は私が思い描いていたものとは、全く違っていた。
たとえ、同じ人種(?)じゃなくても、
あきらかにひとりよりはふたりのほうが、毎日は煌くものなんだなぁ~
自分を頼ってくれる他の誰かの存在が、
自分を救ってくれるものなんだなぁ~
なんて、ごく当たり前のことに気付かされ、しみじみ…。
Posted by ブクログ
単純な線の絵だけど猫の様子が良く解る。
最初しょぼくれていた主人公とびびり猫が、
だんだんと成長していく過程がほのぼのする。
そ~なんだよね、と若い人を応援したくなる。
久しぶり世代を超えた良書。
Posted by ブクログ
なんてかわいいんでしょう。
「ちんこ」と「くろ」
そして、他愛もない猫たちの日常。
猫に翻弄される若い男のやさしさ。
戸惑いながらも、深い愛情がわいてくるさま。
ほんとにいいお話です。
漫画なんですが、その絵がまたいいんですよね。
「2」も出ているので、買います。
Posted by ブクログ
作者の、猫への愛が伝わってくる。なんだかんだと面倒見がよく、猫と一緒に散歩したり尾行したりする生活が羨ましい。私は、作者がクロの姿を見て奮起する描写が一番印象に残った。読後、作者のことを好きになった一冊。
Posted by ブクログ
猫2匹と漫画家を目指す男の同居生活。作者にとって描いていて辛い話もあったと思う。でも、猫が好きなんだよね・・・って思ってしまう。人間も猫と一緒に成長していくんだなあ。
Posted by ブクログ
杉作
実業之日本社 (2012/5/17)
(コンペイトウ書房)
猫ねこネコ
男とネコの暮し
いいではありませんか
絵が ネコの目が動作がかわいいです
そして野良猫のけんかとかリアルです
わたしが身勝手に室内飼いして それこそネコカワイガリしていること考えます
ねこのしあわせって?
自由をうばってるなって
いつもは読んだ本は手元に置かないのですが、これはそばに置いておきます
≪ 呼んでみる 無視して眠る かわいさよ ≫
Posted by ブクログ
漫画を登録するのは初めてです。なんとなく、漫画と本は別物で、読書の冊数に入れてもいいものかどうか迷っていたから。でもこれは読んだ本に入れておきたい。
この猫の顔は猫なのか、全然好きな絵じゃないよと思うのに、読み終わる頃には可愛くて仕方ないように感じます。猫を飼ったことのある人なら誰でも「あるある」と笑い、「そうそう」と涙に暮れることでしょう。
やっぱり、猫がなつかないなんて嘘ですよね。呼んでも来てくれないことは多いけど、呼ばなくても来てくれたりする。旅行帰りにミャーミャー鳴かれたときには悶絶したのを思い出す。
Posted by ブクログ
兄が拾ってきた子猫2匹
弟の売れないボクサーが育てることになるのですが、だんだんと愛情がわいてきて、家族になっていく感じがほのぼのとしていて良いです!
猫のケンカに加勢したり、クリスマスに野良猫に鶏肉をあげたり…
猫を飼ったことのある方ならアルアルと思うところが沢山あります
今はこんなボス猫がウロウロしていることってあまりないですが…
Posted by ブクログ
きっと猫好きにはたまらない本なんだと思う。だって犬好きの私でもかなり面白かったし、猫ちゃん達はたまらなく可愛いかったもの♪拾ってきたにゃんことチン子は次巻で仲良くなるんでしょうか?早く第3巻が読みたい!
Posted by ブクログ
猫を飼ってると、あるあるネタにニヤリとする部分がおおい。
胸が締め付けられる部分が少々。
これを読んでると、実家の愛猫を思い出して会いたくなる。
Posted by ブクログ
プロボクサーのオレは漫画家の兄のマンションに居候中。
ある日、兄はクロとチン子という2匹の子猫を拾ってくる。
兄の手伝いをしながら猫と生活していたオレだが、
ある日、兄は結婚して実家に戻ってしまう。
オレとクロとチン子の生活の日々。
クロ・・・(ノ_・。)
Posted by ブクログ
やっぱり猫はいい。猫と漫画家って相性がいいんだろうか。
大島弓子さんのサバやぐーぐーの話を思い出したが、もうちょっとプリミティブで荒削りな物語。実話だそうだから、そこはしかたないが。
絵のタッチがとてもいい。これはあえてペンとパステルで描いているそうで、猫の柔らかさがとてもよく表現されている。
生態もリアルで、猫の自己中心的なところ(そこがまた猫の美点でもある)がしっかり伝わってくる。
オス猫を去勢しないことで猫エイズ感染の危険率が高まる、という話はあまり知られてないのだろうか。
人間が飼う以上は、生殖に関してもコントロールすべきだと思う。生物としてはかわいそうだと思う心情もあるけれど、すべてに責任をとれない以上は割り切るしかないことなんじゃなかろうか。
読み終わると、ものすごく猫と一緒に暮らしたくなる。
Posted by ブクログ
猫好きにはたまらない一冊。
外飼いには憧れるものの、喧嘩したり病気もらったりとストレスがあるんだろうなぁ~と猫の自由を奪ってる自分を弁護したりする。。。
うちの猫は幸せなんだろうか。。。
ってか、私は猫と暮らせて幸せなんだけど。。。
Posted by ブクログ
猫と出会い、さようならをするまで。
最初の出会い、普通に作者だと思ったら兄!
初っ端からそういう落ちが…と思ったら
最初だけ? で猫の一生。
妙な伏線が、まさかの最後。
出会いがあれば別れがあるのは当然ですが
そうなるとは…。
しんみりしてしまうのはもちろんですが
寂しい、という感情が伝わってくるような。
読後感が、何か残った感じです。
Posted by ブクログ
ボクサー崩れの男と猫の漫画。
兄が拾ってきたのに、世話をまかされた弟。そのうち兄は、猫を置いて田舎にいってしまい、弟はプロボクサーの道をたたれる。そんなドン底の中で、慰めになったのは猫の存在だった。
ネットで評判だったのでつい買ってしまったが…。
まぁ、今じゃこういう飼い方しないよね、って思ったというか、ちょっと怒りを感じた。とはいえ、ここで弟が猫の飼い方の本を買って勉強して、ってなったら多分漫画として成立しなかったんだろうな。
という矛盾というか、ジレンマがなんかいやなの。
それでも、猫の存在に助けられっていう全体的なトーンには、やられました。
涙腺が…。
ワンコだって飼い主大好き、って生きてるのに、猫のそれとは全く違うんだよね。気の許した猫の体の投げ出しっぷりが半端なくて、なんかもう悲しくなってしまうんだよね。
猫は、最高です。
Posted by ブクログ
ボクサーの杉作と2匹の猫の兄妹のお話です
なんでもない日常なんですがゆったりとドラマがあって、動物と暮らす人にはあるあるとうなずけるエピソードだらけです
最後は涙ですよ
Posted by ブクログ
いくら自分のボクサーの夢が断たれたからって、飼い猫をボスにするという夢を抱く心は謎。
ボス猫はしょっちゅう入れ替わるし(ボクシングのチャンピオンと同じか・・・)、けがや病気も多いことは分かっているのに。
私ならさっさと去勢して穏やかに長生きしてもらいたいけど。
男と女の違いかもね。母親で息子をボクサーにしたい人なんてほとんどいないと思う。
まあ、昔はこういう飼い方が普通だった。次々子供を産む雌猫は避妊手術するけど、雄はしないという人は多かった。
猫としては本能の赴くまま精一杯生きたのだろうし、作者も精一杯愛したのだとは思う。
室内飼いで避妊・去勢手術されて長生きするのとどちらがいいかは猫にしかわからないもんね。
でもこんな死に方はうちの猫にはさせたくない。
Posted by ブクログ
分かってたことだけど、自分は根っからの「犬派」でした…。猫を飼った経験がある方は共感できると思います。「猫」物語ではなく、猫を通じて人生を取り戻した作者のお話、です。泣けます。
Posted by ブクログ
ひょんなことから 2匹の猫を拾った作者のお兄さん。でもいつのまにか 作者になついてしまい 仕方なく面倒を見ることになったが・・・
じわじわと猫たちに愛情が湧いていくさまがぐっときました。