あらすじ
戦後60余年の見えざる呪縛の鎖を断ち切る解放の書か? それとも戦争の悪夢を喚び起こす禁断の一冊か? 戦争とは何か? 国家とは何か? そして「個」とは? 384ページの傑作超大作!
平和をサービスと思う個人/若者のためにスケールのデカイ日本の戦争の説明/東京裁判洗脳されっ子の個人主義/南の島に雪が降る/特攻精神/公から離脱した個は人でなない/承認された暴力、されない暴力/他国の軍との残虐度を比較する/反戦平和のニセ写真を見抜け/「証言」というもの/置き去りにされた祖父/痛快な戦争体験/自己犠牲の戦争体験と正義/クニを護るための物語/軍部にだまされていたのか?/個と公 ほか
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Posted by ブクログ
久々に再読。3回目くらいかな。平成10年発行だから、もう17年も経つのか。安保論争や戦後70年とか特集されてて、久々に読もうと思ったけど、17年経っても状況は変わってないような。高校生とか若いママとかが安保法案反対運動してんだから。松ちゃんじゃないけど、じゃあどうすんだ、って話だよ。北朝鮮が攻めてきたら。アメリカは本当に信用できるのか。拉致問題だって全然進まないじゃないか。しかし、署名ってほんと意味あんのかね。あんなにたくさんの署名が回ってるけど、皆名簿業者に行くだけの気もする。戦争体験者の話は本当感動。涙が出る。
Posted by ブクログ
単行本のケースで読んだのは初めて
確か連載当時の者は読んでいた記憶があります。
戦争はやはり勝者のみが
いい思いをするようです。
ですが、その戦勝国もついぞ
そのあらが目立ち始めているんですよね。
その証拠が…あいつですので。
そしてそこで行われた教育は
えげつのないものですよ。
洗脳ほど恐ろしいものはありませんので。
人が乱れていくのには
やはり個が増大しすぎたのはあるでしょう。
SNSを見ると悲しい出来事が多すぎますので。
一部過激な意見があるので
読書注意。
ただ、考え方は変わるし、
何年たっても悪いところって
理解されないものだなと思う。