【感想・ネタバレ】後悔と真実の色のレビュー

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Posted by ブクログ

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面白かった。先に、宿命と~、の本を読んで、西條さんが優秀なのになんでクビになったのかしら?と思い真実の~を読み始めた。
家庭内不破で、浮気し、発覚→退職ね。
妻にも問題あるはあると思うが、結婚したんだから責任は同じ、しかも西條さんから口説いてる?よほどいい女だったのね。

今回の犯人は、警察官。ありがちな話だけど、面白かった。ミステリーだけでなく、途中のサスペンス要素も大事です!!

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2022年12月27日

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*"悪"を秘めた女は駆除する――。若い女性を殺し、人差し指を切り取る「指蒐集家」が社会を震撼させていた。捜査一課のエース西條輝司は、捜査に没頭するあまり一線を越え、窮 地に立たされる。これは罠なのか?男たちの嫉妬と裏切りが、殺人鬼を駆り立てる。挑発する犯人と刑事の執念。熾烈な攻防は驚愕の結末へ。第23回山本周五郎賞受賞作*

個人的趣向としては山本周五郎受賞作はいつもアタリなのですが、今作も例に違わず、かなり面白くて一気読み。
各々の屈折した心境だけでなく、西條の不倫に至るやるせない心境の描写まで、緻密で複雑な人間の内部を表すのが本当に巧い。
欲を言えば、西條に対してはもう少し救いがあって欲しかったけど、続編があるようなので期待したい。

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2018年06月27日

Posted by ブクログ

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評価は5.

内容(BOOKデーターベースより)
“悪”を秘めた女は駆除する―。若い女性を殺し、人差し指を切り取る「指蒐集家」が社会を震撼させていた。捜査一課のエース西條輝司は、捜査に没頭するあまり一線を越え、窮地に立たされる。これは罠なのか?男たちの嫉妬と裏切りが、殺人鬼を駆り立てる。挑発する犯人と刑事の執念。熾烈な攻防は驚愕の結末へ。第23回山本周五郎賞受賞作。

長い・・・西條の煮え切らない態度にイライラ。出来る男なら最後までハードボイルドに決めて欲しかったが。
しかし、犯人はこいつだったのが・・・とんだ変態野郎だ!

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2018年06月18日

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かなりの長編ながら一気読み!
切れ者の西條刑事の生活が途中からどん底に落ちるのがびっくりした。
主人公の刑事がホームレスになるとは。。
薄気味悪い連続殺人事件だったけれど、ネットの書き込み等小細工がきいててなかなか面白かった。

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2024年03月05日

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やはり人との対話はかなり重要だなと思った。察してくれているだろうは絶対にダメ…
まさかの犯人で面白かった。

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2022年06月18日

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連続殺人犯を追う警視庁捜査一課の群像劇。
巧妙な伏線や、複雑な人間模様、登場人物たちの描き分け、たっぷりのボリュームで読み応えもあって、やっぱり貫井さんの警察小説はオモロい。

主人公西條がクールでカッコ良いなぁ、後半とあることをきっかけに低迷没落していくのだが、その落ちっぷりもカッコ良い。目的のためなら人に嫌われようが気にしない男という設定については、読んでいる限り、そうそう嫌われるタイプでもないように思う。部下や後輩をむやみに使うことやショバを超えて捜査の手を伸ばすところが嫌われる要素っぽいが、むしろ上層部や政治家に媚びたり、情報をリークしたり、そういうヤツらこそ、嫌われると思うのだが?

エルロイLA3部作っぽく、個性豊かな警察官それぞれの活躍が綿密に描写されているのもいい。正義一辺倒でもなく汚い手で仕事をするやつもいるが、基本的には「犯罪をゆるさない」という底辺が一致しているところもよい。西條を突出させずに、もっと主人公を乱立させた群像劇っぽさを際立てても面白かったかも。

「64」他名だたる警察小説の傑作に比べたら、荒っぽさはあるものの。十分読み応えのある小説だった。

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2018年07月22日

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