【感想・ネタバレ】黒王妃のレビュー

あらすじ

黒王妃こと、フランス王アンリ二世の正室、カトリーヌ・ドゥ・メディシスの波乱の生涯――。国王崩御の際は白い喪服をつけるのがしきたりだったこの国で、生涯黒衣をまといつづけた異端の王妃を、一人称の独白を交えつつ大胆に描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

フランス国王アンリ2世の妃カテリーナ・デ・メディチの物語。

現在進行の物語とカテリーナの回顧の物語とが交互に記述される構成が面白い。
現在進行は息子のフランソワ2世の治世からサン・バルテルミーの虐殺まで、回顧の物語はアンリ王子との結婚からアンリ2世の死までが描かれる。
いつもの品のない口語文ではあるが、自分が世界史(フランス史)をよくわかっていないので、物語を理解するのに時間がかかってしまった。
ただ、自分はノストラダムスの大予言ブームの世代なので、回顧後半をしめるアンリ2世の死については懐かしかったです。

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2013年06月08日

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