あらすじ
10年間、読み継がれてきたロングセラー、待望の続編!
いつのまにか見失った「自分」を、取り戻したいと思いませんか?
これは、あなたの未来のために書かれた本です。
「人はみな生まれながらのアーティストである」と著者ジュリア・キャメロンは言います。
家庭を作り、家事をすることから、恋愛や人付き合い、学習、スポーツ、研究、ビジネスにいたるまで、
私たちのするあらゆることには創造性が関与しています。
本書は歩くことで創造的になる12週間のプログラムです。
これから創造の旅に船出したい人も、既に創作活動をしていて、より一層羽ばたきたい人たちにも必携の書です!
*目次より
序章 歩くことで魂を動かす
第1週 起点の感覚を発見する
第2週 調和の感覚を発見する
第3週 一段高いところから見る感覚を発見する
第4週 冒険の感覚を発見する
第5週 ノーと言える感覚を発見する
第6週 境界の感覚を発見する
第7週 背中を押される感覚を発見する
第8週 見分ける能力を発見する
第9週 立ち直る感覚を発見する
第10週 仲間意識を発見する
第11週 信頼の感覚を発見する
第12週 創造の感覚を発見する
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・私はモーニング・ページを一種の瞑想と考えるようになった。モーニング・ページの中には、不安、空想、心配事、希望、夢、関心事、信念などあらゆるものが自由に浮かんでいる。ページは意識が映し出されるスクリーンであり、私たちの思いは自分自身が眺めている山の前を流れていく雲のようなものである
・友人はあなたの一部、象でいえば鼻の部分や尻尾しか知らない
・神の資源が無尽蔵であるのは真実だが、私たち人間は限りある存在である。だから疲れるのだ!面倒な人は、極力避けたほうがよい
・ドアを開け放ち、すべての人からのコメントを歓迎するのは危険だと知ろう。プロジェクトを見せる相手は慎重に選ぼう
・あなたにしじゅう愚痴や不満を語りかけ、時間を奪う友人はいるだろうか?彼らはあたのたの創造のエネルギーを、自分の人生を明るく照らすために利用している。あなたのエネルギーは豊かだが、そんな人たちと分かち合えるほご無尽蔵ではない
・行き詰った状況にあるならば、散歩でもしながら、次のようなことを考える。?私にはすばらいしアイデアがいっぱいある。?私は、ゆったりと穏やかな気分で、一つずつそのアイデアを実行していくことができる
・世間に「本物のアーティスト」として認められるかどうかを気にするのではなく、創作すること自体に真剣になるべきだ。自尊心は「書くこと」自体や「演じること」自体に存在するのであって、評価の中に存在するのではない
・事実は地味なのだ!事実は、本当のチャンスと見せかけのチャンスの違いを見分けるヒントとなる
・「創造性の妨害工作員」に気をつけろ!「アマチュアエキスパート」は、「うまくいかない理由」をいくらでも挙げることができるが、実際に助けになる実用的なアドバイスは何一つできない。「悪いニユースの妖精」は、決して自分の手を汚さない妨害工作員だ。自らがネガティブな意見を述べるのではなく、誰かが述べているネガティブな意見をわざわざ運んでくる。このような工作員から生きのびるのは、蛇に噛まれて生きのびるのに似ている。飛び退いて再び噛まれないようにすること。驚いて立ちすくみ、その蛇がまた自分を噛もうとしているかどうか確かめようと棒で突いたりしてはならない。蛇は噛む習性を持っている。一度噛んだら、また噛むものなのだ
・モーニング・ページがアーティストにとっていい結果をもたらすのは、一日の始めに不安の種を吸い上げてくれるからだ。あるプロジェクトに取り組んでいて行き詰りを感じたら、それにまつわる不安、怒り、恐れをすべて意識化し、洗い流す作業を試してほしい。行き詰りを打開する糸口がつかめるはずだ
・私は「不安」を活用して、詩や歌やシナリオを書いてきた。不安に襲われたら、自分に創造的なパワーが備わっている兆候だと思ってもらいたい。あなたが人生を悪い方向ではなく、よい方向に変える潜在的な力を持っているという証明なのだ
・あなたの夢がすべて叶い、素晴らしい達成感に浸っている。その一瞬一瞬の素晴らしさをありありと想像し、書き出そう。書きながら、無上の喜びに浸ってもらいたい
・恐れを感じたら、「これはいいことなのだ。生産的に利用できるエネルギーが高まっているのだ。治療して治すものでも、瞑想して鎮めるものでもない。受け止めて、その意味を探るべきものなのだ」と自ら言い聞かせてもらいたい。その上で、次のように自問する。?私が感じているこの恐れは何を伝えようとしているのだろう??自分自身のこのメッセンジャーの部分にどんな愛情のこもった名前をつけてあげられるだらう??この恐れに応えて私が取れる行動とは何だろう?
・一歩ずつ進めば、少しづつ山頂に近づく。焦ることなく、ゆっくりと進めば、どんな岩のでっぱりでも乗り越えられる。そうすれば自分に誇りを感じるだろう。自分に優しくするために慎重になろう。「お前はいつまでたってもうまくならない」と嘆き悲しむほうが簡単だが、易きに流れてはいけない
・「俳優としてのキャリアを積みたければ、自分自身と取り組みなさい」…自分自身と取り組みたければ、自分自身より大きな何かに奉仕するのが一番である。自分以外の何かや誰かに自分自身を捧げるのだ。そうした献身的な行為は、あなたを人間としても、アーティストとしても成長させる
・より大きな全体に奉仕するという精神で作品をつくるとき、実際にはただ単に正直になっているだけなのだ。私たちはみな、より大きな全体の一部である。それを認識すれば、真の謙虚さに一歩近づき、物事をシンプルかつ明確にとらえられるようになる
・あらゆることを好奇心を持って楽しむインナー・チャイルドに触れると、アリストテレスが、「自然のすべてのものの中には、驚異的な何かがある」と語ったときの感覚につながることになる。驚嘆する自由を、自分自身に与えよう
Posted by ブクログ
こうした仕事についていると
すごく身に染みる一冊。
前作よりもこっちのほうが
頷けることが多かった。
自分が悩んでいることが
他の人たちも悩んでいることだと
理解できただけでも読んだ価値があった。
すごく励みになった。
Posted by ブクログ
前回の2つの習慣ーモーニングページとアーティストデートに加えて、定期的に歩くことをさらに取り入れること。
これに焦点をあてて書かれているのかな、と思ったら、そうではなく、前回と同様に、内面を見つめる数々の問いやエピソードとともに、読者の12週間の道のりに丁寧に付き添ってくれます。
でも前回の本と違うのは、アーティストの生き方を始め、その道のりを行く過程で必然的に陥るスランプや逆境と、その向き合い方に焦点を当てていることです。
とはいっても、まだその状況にいない人でも、スランプや逆境はつきものであることを深く理解することで、恐れることなくアーティストの生き方に導くものであると感じました。
とにかく読んでいてたくさんの気づきがあるし、また立ち返って読み続けたい本です。
Posted by ブクログ
良いことがたくさん書いてあるのに、イマイチ私にはしっくりこなかった。
なんでだろうかと考えてみると、アーティスト(創造者)になるには…ということがこの本の根底にあるからかなと。
私自身がアーティストには程遠い人間なので。
30分早く起きて3Pのモーニング·ページを書く→眠たくて無理そう。
自分の中のアーティストと毎週アーティスト·デートに出かける→私の中にアーティストいる?
1週間に一度ウォーキングする→これはほぼ毎日してる!
著者自身がアーティストのようなので、そういう目線で書かれているんだろうなという内容だった。
芸術家タイプの人が読んだらしっくりきそう。
Posted by ブクログ
自分の心の中には何かを創造できる可能性を秘めているのではないか、と少しの勇気をくれる作品でした。
それぞれの章の最後に載っているワークをいくつかやり、色々な気づきが得られて良かったです。
Posted by ブクログ
シリーズ1冊目よりスピリチュアル的な言い回しが多め。けれど基本的内容としては自己と向き合い、自分のリズムで創作をし、それを通して豊かな人生を歩むための助言が書いてあり良い。