【感想・ネタバレ】ファスト&スロー (上)のレビュー

あらすじ

我々の直感は間違ってばかり? 意識はさほど我々の意思決定に影響をおよぼしていない? 心理学者ながらノーベル経済学賞受賞の離れ業を成し遂げ、行動経済学を世界にしらしめた、伝統的人間観を覆す、カーネマンの代表的著作。2012年度最高のノンフィクション。待望の邦訳。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

実に面白い。以前から経済学的な綺麗なモデル(例:完全競争)に比べ、「人間とは?」を的確に捉えた一冊。この本を読むまでは、システム1ではなく、システム2を使う習慣を身に付けることが大事だと思っていたが、肝心のシステム2が実はシステム1に騙されやすいことを知った。では、どうすれば人間は論理的に思考できるのか、考えさせられる。

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2016年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

後知恵バイアスは、単に「結果を知った後に、結果を予測できていたと思い込む」というだけではなく、実際にことが起きてから、その結果に合わせて過去の自分の考えを修正してする。そして、その修正に自分では気づきにくい。例えば、日本は災害が起きた後に行政や政治家が非難されやすい。日本は災害の多い国なので、災害が起こること自体は誰もが想像できることだ。しかし、実際に災害が起きて被害の大きさを目にすると「災害が起こることは分かっていたのに、なぜこれほどの被害をあるのか」「なぜ事前に対策できなかったのか」と責める声が出てくる。それでは、地震が起きる前になぜ「もっとあれこれ対策しろ」と言わないのか。それはそれほど脅威だと思っていなかったからだろう。実際に災害が起きたことによって、過去の自分の楽観的な考えを結果に合わせて修正している。そして、そのことに自分自身が気づいていない。もちろん、専門家に事前に明確な情報があり、それを無視していた場合まで後知恵バイアスとして片づけるべきではない。それでも、被害が起きた後に「なぜ気づかなかったのか」と誰かを責めるとき、自分自身が結果を知ったことで過去を違って見ている可能性には注意する必要があると思った。結果が起きた後に「なぜ分からなかったのか」と誰かを怠慢や無能だと判断するときには、その判断自体が後知恵バイアスによって生まれていないかを考えるべきだ。

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人間はシステム1により、直感的な判断をせざるを得ない。しかし、その判断は正しくない場合があり、ヒューリスティクスの誤用や平均への回帰を無視してしまう。
また、自分の専門的な分野での決定では過剰な自信が現れ、アルゴリズムよりも低い精度になってしまう。
自信過剰にならず、錯覚を起こさず(起こしてもそれを認識できるようにし)、統計的な手法を重視して意思決定を行なっていきたい。

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2021年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

研究結果や人間の心理からどのようにして判断を行っているかの仕組みが詳しく書かれている。難しい内容。下巻もあるので読んでみようと思う。システム1、システム2

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2025年01月30日

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