【感想・ネタバレ】ファスト&スロー (上)のレビュー

あらすじ

我々の直感は間違ってばかり? 意識はさほど我々の意思決定に影響をおよぼしていない? 心理学者ながらノーベル経済学賞受賞の離れ業を成し遂げ、行動経済学を世界にしらしめた、伝統的人間観を覆す、カーネマンの代表的著作。2012年度最高のノンフィクション。待望の邦訳。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

実に面白い。以前から経済学的な綺麗なモデル(例:完全競争)に比べ、「人間とは?」を的確に捉えた一冊。この本を読むまでは、システム1ではなく、システム2を使う習慣を身に付けることが大事だと思っていたが、肝心のシステム2が実はシステム1に騙されやすいことを知った。では、どうすれば人間は論理的に思考できるのか、考えさせられる。

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2016年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人間はシステム1により、直感的な判断をせざるを得ない。しかし、その判断は正しくない場合があり、ヒューリスティクスの誤用や平均への回帰を無視してしまう。
また、自分の専門的な分野での決定では過剰な自信が現れ、アルゴリズムよりも低い精度になってしまう。
自信過剰にならず、錯覚を起こさず(起こしてもそれを認識できるようにし)、統計的な手法を重視して意思決定を行なっていきたい。

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2021年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

研究結果や人間の心理からどのようにして判断を行っているかの仕組みが詳しく書かれている。難しい内容。下巻もあるので読んでみようと思う。システム1、システム2

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2025年01月30日

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