あらすじ
〈五王の戦い〉が収束し、七王国の統治は事実上ラニスター家にゆだねられた。辣腕たる〈王の手〉タイウィン公の手により、民はひとときの平和を享受する。だが、様々な怪異が各地で目覚めつつあった! 北の奥地では、〈異形(ジ・アザー)〉とその配下の〈亡者(ワイト)〉の脅威におびえた野人たちが、マンモスや巨人を引き連れて、〈壁〉を破壊せんと押し寄せる。また王都決戦に敗れたスタニスのもとでは、〈光の王〉の女祭司が怖るべき呪術を……!?
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Posted by ブクログ
血の婚礼。
またまた、びといことがおこります。容赦無しやなぁ。
でも、ティリオン、ロブ、ジョン、ダヴォス、サム、そして、ジェイミーまでが魅力的に見えてくる1巻でもあります。
そして、ダヴォスが渋いわぁ。
Posted by ブクログ
ロブとキャトリンが、、、とうとうこの時が来てしまった。
ロブの判断ミスというか若気の至りというか、、しょうがないといえばしょうがないんだが。
情けない感じがするサムに癒されてしまう。
Posted by ブクログ
剣嵐の大地の文庫、中。
前巻があまり動きがなくて飽き気味だったけれど、この巻はなかなか面白かった。間に読んだベルガリアード物語が思いの外ぬるくて退屈だったので、七王国の冷徹なストーリー展開が恋しかったのも一因かと。
相変わらずストーリーと登場人物がこみいっていて、あらすじは追えないので、気になったところの覚書。
注目のサンサ結婚。この組み合わせは結構いいな!と思って楽しみにしていたのに、当人にとってはそうでもないらしい。残念。サンサいい子だし頭からっぽって訳ではないけど、少女趣味のロマンチックな理想に引きずられていることも多くてもどかしい。
デナーリスは戦になると生まれもっての女王の才能を感じるね。ドラマ版の美しい姿の印象が強くて、あんな可憐な姫が冷酷な作戦をぶちかますのがかっこよくて震える。味方なら奴隷にだって優しいけど、敵相手だと残酷っていうか卑怯っていうか。でも、小賢しいっていう感じはしないのが不思議。
ジェイミーとブライエニーにフラグがたっている気がして、気が気ではない。いやまさかそんな。不発に終わる可能性だって十分にあるけど。もしそうだとしたら、あのキザな金髪野郎がちょっと好きになれるのに。
今回主要人物2人の死があり、それはかなり衝撃だった。うまくいきそうだと落とし穴がまってて、そんなところで死んでしまうのかと絶望する。それがこの作品の醍醐味なんだけど、その冷酷さも含めて作者のすごいところだけれども。