【感想・ネタバレ】1945年に生まれて 池澤夏樹 語る自伝のレビュー

あらすじ

昭和20年7月7日,池澤夏樹は生を受けた.「敗戦後の年月がそのまま人生の時間」である作家の80年の歩みから「戦後」がありありと立ち上がる.父・福永武彦との数奇な運命,デビュー以前の長い猶予とギリシャ,アジア太平洋の島々への旅,そして未来のために私たちがやるべきことは──.いま初めて人生と創作のすべてを明かす.

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Posted by ブクログ

前半は、伝記的な内容が非常に興味深かった。福永武彦との関係性が特に。
 後半は、現実をどのようにとらえたら良いのか。そんなことを考える手がかりとなる。生き方としては、あまりに破天荒なので。
 「戦後」というものを考える時に、本当にコンパスになるような。

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2025年11月06日

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