あらすじ
公爵令嬢であるセラティーナ・プラティーヌには婚約者がいる。美しい灰色の髪と瞳を持つ青年、シュヴァルツ・グリージョだ。だが、彼は幼馴染である聖女様を愛していた。セラティーナは社交界では両想いの二人を引き裂く悪女と嘲笑われ、家族にも虐げられている。そんな彼女は前世、妖精族の夫フェレスと暮らした幸せな日々の記憶をよすがにしていた。ある日、彼女は婚約者と聖女のため自ら身を引き、帝国へ出奔してかつての夫に会おうと決意する。出国の準備中、ひょんなことからフェレスの来訪を知ったセラティーナは喜びに胸を躍らせる。一目でもいいから彼に会い、その後王国を去るつもりだったが、途端、今まで冷淡だった婚約者が彼女に執着しはじめて……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
...続きを読む感情タグBEST3
先が詠めても先が気になる!
1㍉も好きになる要素が無い婚約者、その婚約者はヒロインは自分のことが好きだと思っている。鳥肌ものですね。その上しつこい!あれほど拒絶しても追い縋ってくるのは虫酸が走ります。無理~無理だって!
前世の夫と巡り合い早く一緒になりたいのにほの暗い陰謀が、ヒロインの亡くなった叔母と叔母を狂愛するグリージョ公爵の暴走、ハイハイヒロインの体を叔母に乗っ取らせるんでしょ! と分かっていても面白い!
ツンデレの妹、確かに父親のツンデレ遺伝子引いてるわ。
ヒロイン家族に蔑ろにされ過ぎて全ての発言ネガティブに捉えるのにちょっとイライラ。
母親姑に嫌われてるって実子を虐待する思い込みの激しさを疎まれてんじゃない?
この分だと父親にも愛されてる?
何となく分かっていても先が気になる、早う次巻を!!
前世の番に再会できてから
怒涛の展開です。明日のことを考えず一気読みしてしまいました。主人公の筋道立てた考えと行動力は応援したくなるのですが、周囲の人物も応援したくなります。特に妹!!試し読みで妹の行動に何かを察したなら是非読んでみてほしいです。
婚約者は聖女を・・から推察される通り恋愛が主軸と感じますが、要所要所で差しはさまれる事件や主人公の家族の話、婚約者の当主の話、婚約者の意見などミステリー要素も話に引き込まれる要因でした。あまり書くとネタバレですが、話の展開から、婚約者も聖女も主人公の家族も悪意のみで行動する人物像ではないと記述されています。早く分かるのは妹です!!実はそうだったの?というのも一気読みしてしまう要因でした。
匿名
えー、ここで終わるの?とちょっとびっくりしました。それにしても婚約者も聖女も気持ち悪くなるくらい自分勝手で、むかむかします。続くならいろんなことをスッキリさせてほしいです。
父にも、妹にも、嫌われていると思ってたヒロイン。
でも、父には、深く愛されていた。
婚約者が、酷い。
婚約してれば、絶対、結婚できると思ってるなんて。
散々聖女と、イチャイチャしてたのに。
妖精の番が居て、しかも、出会えて、本当に良かった。
続くのね。