【感想・ネタバレ】おやすみプンプン 1のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

痛い!読んでて息苦しい漫画ベスト3以内に入ります
親に支配されながら育った人、人に流され気味で過ごしてきた人が将来どんな風に大人になってしまうのか漫画を通してよく分かりました。

過去を言い訳に人と接するのが苦手だと公言するのは甘えとか、今の自分は自分がこれまで選択してきた結果だとかそういった主旨のセリフがありましたが20歳を越えて自分に満足出来ないで過ごしている私にはとても読んでて辛い。

愛子ちゃん怖かわい…

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2021年09月20日

ネタバレ 購入済み

暗くて暗くて、でも…

明るい展開はほぼなくて、1冊読み終わったあと胸が苦しくなって、穴が空いたような感じに襲われる。
それでも次の話を読んでしまう。待ちきれず、楽しみにしている自分がいる。

たぶん未来は選択肢がたくさんあるように見えて、一本道で決められた未来しか待っていないのだろうと思う。

この最後は最初から決まっていたのかもしれないなぁ…

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2021年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

陰鬱な時に読めばより陰鬱に。陰鬱じゃなくても元気溌剌なときに読んでも入り込めばみんな陰鬱(私だけ?)。
有名人のコメント読んで表紙見てわー何これ青春漫画?オモシロイノカナーと期待しながら読んでも読み終わったらテンションが上がるわけだけど気分は陰鬱。コメントに踊らされてはいけない!!
多分こんなにもこの漫画の魅力に惹き付けられるのは単純にリアルだから。この世の中のどこかに本当にいそうな男の子・プンプンが実在するんじゃないかという可能性からくる陰鬱さ。
だけど肝試しの前のごとく、絶叫マシーンに乗る前のごとく、気になって仕方なくて読んでみると……はあ……言葉にできない。

とりあえず昼に読むようにしよう、かな。

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2014年04月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あいこちゃんの生い立ちを読んで、こういう友達が昔いたと思い出しました。宗教絡むと、警戒して周りはだんだん距離を置いていく。そういう子がどうなったか、記憶と共に存在感が薄れわからなくなっていく。
この作品は、なんとも言えない空気のようなものを描いているように思う。

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2019年03月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鬱マンガ好きは読んだ方がいい、と学生時代の友人が私に言っていたことを思い出す。印象的な表紙に書店でもらったカバーをかけ直しながら。
アジカン好きで入ったソラニンの映画に原作を読んで胸を打たれていたがその作者だと聞いて。。ふざけた(ように見える)タッチのイラストを見ながら1話から読んで、確か屋上に行ったあたりで怖くなって読むのをやめた気がする。精神を守るために。。
そんで大人になった今、無料になったというから便乗する感じで重い腰を上げて読んでみた。
結論から言うと具合悪くなった。フィクションなんだからそう思って読めばいいのに、誰も彼も人間の、他人には隠しながら生きてる部分があるけど、それがリアルすぎて変に共感して少年だったこともないのに少年だった頃の罪悪感に苛まれて、母になったこともないのに母の罪悪感に苛まれて……という感じで、展開がわりとフィクションみを帯びる後半まではなんだかつらくて布団でずっと泣いていた。
ということは、人が一度でも感じたことがある罪悪感とその爆発しそうな鬱を、どんな立場の人もそれなりに感じたことのあるレベルでみんな感じてるんだな。この作品の展開よりはマシだな。って自分を守って周りに感謝して安心するっていうひどい使い方をしてしまった。でもそれくらいしないとしんどい作品ってことで……
また落ち着いてこれをフィクションだ!!と思って読めるタイミングがあればちゃんと感想を書きたいけれど、読後1日おいた感想はこんな感じです
覚書として。

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2023年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全巻
難しい内容で暗くて苦しいような場面が多かったけど、プンプンが人間じゃない見た目だったからこそ、読めたのかもしれない。
プンプンは現実の世界にいれば、異様な存在であるはずなのに、作中では周囲の人々の扱いからも分かるように普通の人間として扱われている。
途中までは、みんな同じ人間に見えて本当は違う生き物くらい違うし、みんなプンプンのような存在なんだというメッセージなのかと考えていたが、最後まで読んで違う意図を汲み取った。
プンプンは子供の頃はただ純粋な子供だったけれど、話が進んで成長していくにつれて4つ目の男になったり、角が生えたりする。全ての始まりは、小学生の頃に一目惚れした愛子ちゃんであり、当初は純粋な恋心だったはずなのに、愛子ちゃんの小学生とは思えないような言動が、成長して愛子ちゃんと疎遠になってもプンプンを縛り続ける。誰にでもある小学生の頃の初恋から、当たり前のごく普通の人生のように見えて、少しの選択でどんどん狂っていくプンプンの人生が変にリアルだった。
小学生の頃のメンバーたちの成長の様子が途中途中で挟まれるが、あんなに無邪気だった子供たちがそれぞれ辛く重たい現実を生きて、幸せに見えるあの子も心の中では人生楽勝すぎて意味わかんないなんて思っていて、人を殺さなきゃなんて刺激を求めている。
最後の場面で小学生の時の同級生と遭遇するプンプンであるが、その同級生はプンプンの名前を思い出すことができなかった。そして、壮絶な狂った人生を送ってきたプンプンが、彼の目にはただの幸せな普通の人に見えるのである。
主観から見た他人なんて主観に過ぎず、実際はどうであるのかなんてわからない。

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2022年07月03日

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ネタバレ

【再読レビュー】
1巻は異常キャラクターの登場が多い。
みんなコスモ健康センター所属なのか、みんなが精神的に不安になる"何かが"この世界にあるのかが分からない。
・全く可愛くないクラスのアイドルのミヨちゃん
・担任/教頭 校長が発狂
・らあめん珍歩の店主発狂
・保健室女医の発言
・弁護士湯上さんの挙動
・愛子ちゃんにぶつかったアフロ外人

プンプン家のモチーフはひよこだろうか。
1話で発生したママとパパのトラブルも、外見がチープだから一見ギスギスしてないように見えてしまう独特の世界観。

あまり喋らない小5プンプンは意外と惚れやすく、自己表現が強い愛子ちゃんに一目惚れしてしまう。

独特な世界観で進行するプンプン視点の物語で、リアルな日常に潜む"怖さ"を少し感じてくる。

(工場潜入するプンプンはどこか緊張感がなく尿意が高くなる。)

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2022年06月06日

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ネタバレ

プンプンが塩谷くんと重なってた
塩谷くんに大隈翠に似てると言われていた。
大隈翠は作中で「彼女は恐らく世の中が自分を中心に回っていると思える人間なんでしょう。」と言われていた。

愛子ちゃん昔はかわいかったのになぁ
お母さんが代わりに手紙書いてたところはおどろいたな、うるっときた

清水くんがすき
関くんもちょっとすき

なんでこうなっちゃったんだろうね

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2021年07月17日

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ネタバレ

ジャケ買いした漫画です。
浅野いにおさんを知った作品です。
主人公プンプンの表現に驚いたものです。
子供から思春期、青年となり、環境も変するのですが、プンプンの心理的な描写がリアルです。
連載中のスピリッツのほうもそろそろクライマックスでしょうか。
個人的に好きなキャラクターは、ゆういちおじさんと神様です。

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2013年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

重い腰を上げて読んだが、やはりしんどい。

メインの登場人物がだいたいみんな自分勝手で、でも時折優しくて、葛藤を抱えてる。プンプンを呪って絶望に叩き落とすのも、気付きを与えるのも、引っ張り上げるのもそういった身勝手な人たちの葛藤の上での行動なわけで。ある意味お互いが相互依存して成り立ってる図式。
んななかで「普通で順当な」人間性を持っている三村ゲス美、大家のおっちゃん、晴見くんの清涼感ったらない。特に最終話の晴見くんは、すぐそばの幸せに気づけてイージーに幸せな人生を歩んでいる代表として、近くの幸せに気づけず呪われ続けたプンプンとの強烈な対照になっていた。でもそんな晴見も衝動的に「誰か殺さなきゃ」なんで頭をよぎる一面もあったり、たしかに人間ってそんなものかなーと思わされる。

でも愛子ちゃんは終始こわすぎる。プンプンに取っては呪いでもあり、生き続ける(絶望ごっこ)を続けるための理由(依存先)にもなっていた。
プンプンを死なせない(依存しきっているので一緒にいるため)に母を最終的に殺したのは自分といったり、自分が自主するといっておきながら1人でに首を吊ったり身勝手の極意すぎる。
終盤になってさっちゃんがプンプンがまともに努力を続けてたことを知っていく展開との比較で異常性が際立つ。

身近な幸せに気づいて素直に反応できる人間でありたいねー。

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2023年07月16日

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