あらすじ
受取人はトランクに詰まった少女の死体!?
霧の上を島が浮遊し、空を飛ぶことでしか島を移動できない世界。
空に憧れ、まだ誰も見たことのない霧の底、「空の最果て」を目指す少年と少女の物語。
風を読むことが下手で、翼舟の操縦が下手な少年・ウィルと、過去に負った傷から空を飛ぶことが怖くなってしまった少女・ジェシカは、二人乗りの翼舟に跨り、空飛ぶ郵便屋「蝶と鯱」を経営していた。
彼らが運ぶのは、人々の記憶を封じた「封書」。
誰よりも早く、誰からも秘密を守り、命をかけてでも運ぶ――課せられた重責と引き替えにもたらされるのは、自由に空を飛ぶ権利。
お互いの欠点を補いながらでないと飛べない二人だったが、霧妖という魔物が棲み、霧に囲まれた空を命がけで疾走する。
そんな「蝶と鯱」に、謎の男からの依頼で封書が持ち込まれる。意気揚々と届け先に向かった二人着いたのは誰もいない廃墟。唯一残されたトランクの中には、膝を抱えたまま目を閉じた裸の少女が――。
今回の依頼には、この世界の創世記の伝承で大きな力を持つ「七つの鍵」の秘密と、それを狙う組織が関わっていて――
空の上を駆ける爽快冒険ファンタジー、待望の第二弾。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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Posted by ブクログ
第2巻を読破。
待っていましたー(*´▽`)
空に浮かぶ島から島へと手紙を運ぶ仕事をしているウィルとジェシカ。
本当ならば二機一組で飛ばないといけない〈渡り鳥〉。
けれどウィルとジェシカは二人が一機に乗っていて。
それが規則違反だと〈渡り鳥〉協会から指摘されてしまうのです。
査察官の前で二機で飛べることを証明しなければならなくなり、ウィルは一人で抱え込み、一人でどうにかしようと思ってしまうのでした。
のち、これが仇となり、ジェシカとケンカすることになるわけですが……。
ケンカしていてもちゃんと“やるべきこと”がわかっている二人は、〈封書〉を送り届けに飛ぶわけです。
どうも彼らはトラブルに巻き込まれやすい体質のようです。
〈渡り鳥〉仲間で査察役として同行したケイトもあきれるほどで。
って、そうか。
渡りって命がけで大変ですが、ウィルたちみたいな目に遭っているのは珍しいのか。
どんだけだよ、ウィルたち(;^-^)
で、今回の仕事は〈七つの鍵〉にまつわる事件で。
そこで出会ったのは記憶喪失の少女で。
人間嫌いのジェシカが珍しく少女――レンを助けようとしていました。
ラスト方面でその行動の意味を知るのだけれど、なるほどなって。
ウィルとジェシカの戦闘シーンはすごかったですね。
特にウィル。
普段はジェシカやレンにまでおちょくられて遊ばれているというのにwww
やるときはやるんです、ウィルは。
笑
今回の事件で「空に浮かぶ島を落とす」と企む組織が登場しました。
今後、どのように絡んでくるのかwktkです(*゚∀゚)
あとウィルのお師匠さんっぽい人も登場。
これは続刊も楽しみですね!
それにしても――
私としては、わんわんおとしてフェイさんには残ってほしかった……。
それくらい魅力的な人物でした。
レンとフェイさんがお話している姿をもっと見ていたかったな、と。
°・(ノД`)・°・
でもおもしろかったです。
ラストページのイラストもすてきでした。
あと今気づきました。
帯に「あいしてる」「ありがとう」の文字が……。
これ見てせつなさが増しました。
ほんと、余韻のある作品でした。
重蝕の夜空の下、ウィルとジェシカが巻込まれた様な諍いは各地で起こっていた様で…。
それはさておき、渡り鳥を続けられなくなるかも知れない内容の召喚状に狼狽えるウィル。
ジェシカに話せないまま次善策を講ずるも、その事が二人の仲を悪化させ…。
そんな中で依頼される渡りの仕事、かなり難儀な状況に…。
まぁ、ウィルとジェシカ、関係が拗れ過ぎずに互いの信頼感が昇華できて何より。
レンがバディになるって、翼舟を使わずに黒狼で伴走するのか?
その他、七つの鍵とは、ビルギッドとは、ケイトの想いは、気になる事が次巻では紐解かれるのか?