あらすじ
過去の亡霊が、2人を襲いかかる!
太平洋上に突如として出現した超空間ゲートの向こうにある異世界“レト・セマーニ”と地球との玄関口である都市・サンテレサ市。この街の警察で、特別風紀班のメンバーとして所属するマトバの元に、ある男が怪死したという知らせが届く。その男はかつてマトバと共にセマーニ世界に平和維持軍として従軍していた過去を持つ人物だった。その後、彼と同じような殺され方をした死体が次々とサンテレサ市内で発見され、その奇妙な殺し方から同じ人物の犯行ではないかとの見方が強まる。検死の結果、殺人の手口は地球での技術とセマーニ世界の魔法、両世界の技術を使わなければ行うことのできない殺しの方法であることが判明する。さっそく捜査を始めたマトバと相棒のティラナだったが、殺しのターゲットはついに2人が仕事がらみで世話になっている人物たちにまで及ぶように。だが調べを進めて行く内に、殺人の手口が、かつてセマーニ世界で起こった紛争時に地球の軍事訓練を施され組織された、セマーニ人の部隊が使っていた方法と酷似していることが判明する。はたして犯人の目的とは何なのか? 1年ぶりに帰ってきた痛快無比のポリスアクションシリーズ第五弾が登場!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
堅苦しい小説は読むのが大変…。
けど、萌え萌えしすぎるラノベもちょっと…。
そんなあなたにうってつけの一冊。
刑事ものですが、難しい推理はなく、テンポのいい会話とアクションで物語が進みます。
登場キャラクターはおっさんが多く、女性キャラクターはヒロインのティラナ以外あまり出番がございません。
最近主流の、美少女いっぱいライトノベルの真逆を突き進んでいます!(しかもヒロイン全然デレません…が、そこがいい!)
主人公のおっさん刑事マトバと、異世界の美少女剣士ティラナの凸凹コンビが、お互いに理解を深め合いながら、様々な犯罪に立ち向かいます。
海外刑事ドラマ風ハードボイルド作品!
ぜひイラスト完全版でお楽しみください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
6巻が出たので5巻を読む
毎回変わらずとってもありがちな筋書きを
さらりと読ませるさすがの技術
毎回おんなじ感想だが
この作品と作者に求められているのはそれであり
それを常に十分満たしているのがえらい
と4巻の感想を数字だけ変えて書けば完璧
作者作品の需要が不足していて『甘城ブリリアントパーク』を読む隙間がない
というのが書いていなかったいつも思うところか
Posted by ブクログ
面白くて一気読みをした!
相変わらずのセンスの良い文章と、引き込む展開
話自体は割とシンプルで、あまり大きく動き回らなかった印象を受けたけどそうでもないかも知れない
ただちょっと誤字脱字が多くて、編集さん仕事してください^^;と思わなくもなく
ちょっとした脱字や誤字は許せても、名前が間違っていたりとかはさすがに興ざめするのでしっかり完成させてほしいなぁ
Posted by ブクログ
今回は酷くでかい狼が何頭も襲い掛かってくる。しかも魔法で姿が見えない。ケイ・マトバが従軍していたセマーニ人と地球人たちとのおぞましい戦闘がどうも関係しているらしい。ティラナとケイ・マトバが縦横無尽に動き回る。軽快な書きぶりで面白い。