【感想・ネタバレ】文豪、社長になるのレビュー

あらすじ

名プロデューサー・菊池寛

大ベストセラー作家にして、稀代のプロデューサーだった男は
いかにして時代を読み、大衆に愛されたのか?

芥川龍之介や直木三十五、川端康成などの協力を得、
菊池寛が発行した「文藝春秋」創刊号はたちまち完売する。
読者が求めた雑誌は部数を伸ばし、会社も順風満帆の成長を遂げていく。

天才を見抜く天才で、芥川賞・直木賞の「父」でもある菊池寛。
「通俗者」と馬鹿にされても『真珠夫人』など徹底したエンターテイメント作品を書き続け、お茶の間を明るくすることを願った。

生涯を懸けて「文学」を娯楽にかえ、映画に携わり、
エポックメイキングな仕事をし続けた男の生涯と、
戦中戦後を生きた数々の「文豪」や出版人の奮闘に涙する感動作。

解説=秋元康

単行本 2023年3月 文藝春秋刊
文庫版 2025年7月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

ネタバレはありません。

「小説」ランキング