【感想・ネタバレ】ウェブで政治を動かす!のレビュー

あらすじ

われわれはいつから「政治」に興味がなくなってしまったのだろうか
政治は、もはや遠い世界の出来事ではない。きみがウェブを駆使して社会を動かせる時代は、もうそこまで来ている! 本書では動員の革命、政治家のSNS利用、ネット選挙、オープンガバメントなど、近年のめざましい動きを追い、「どうせ何も変わらない」という閉塞感を抱えた現代人へ向け、ネット界の寵児が政治への新しいアプローチを説く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

カバー見返しにある「政治は,もはや遠い世界の出来事ではない。きみがウェブを駆使しt社会を動かせる時代は,もうそこまで来ている!」ということを説いた本

私にとって新しい知見はあまりなかったし,著者は楽観的すぎるような気がする。

日本の若者(?高齢者以外?)の多くが政治に興味がないのは現在の日本政治が「政策より政局」で動いているからだという前提で書かれている。この問題認識は世間で広く言われるところだが,本当にそうなのだろうか?

一番有益だったのは,デモについての國分功一郎氏の意見を知ることができたこと。
デモの意義は,掲げているテーマだけでなく,大群衆が出現することにより「いつまでも従っていると思うなよ」という為政者に対するメッセージとなることだ,と。

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2014年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネットカルチャーが専門の言論人、津田大輔氏によるネット選挙に関する本(出版は2012年で、2013年7月参院選のネット選挙解禁の前)。

この本の主張の通り、ネット選挙にしたからといって、すぐに政治は変わらない。ネット選挙は、若者の政治参加意識を向上するための手段・道具に過ぎず、その道具をどう使うかが大事なのだ。

今の時代、一つの政党内でもエネルギー政策・TPP参加など、政治家各人で意見が異なり、保守・リベラルという軸だけでは投票先を決められない。
だからこそ、選挙期間だけでなく普段から、政治家は自分の意見を発信し続けて、個人の政策・人となりをアピールする必要があるし、ブログやSNSは今後、そのための必須ツールとなっていくだろう。

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2013年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

政治=政局≠政策
われわれの政策をよりよくさせる為の方針に無関心でいるのは罪だ。ソーシャルメディアを通じての政治参加、これこそが現代の民主主義の在り方だと、本書を読んで強く感じた。わが国では始まったばかり(実はそうでもないことが本書で分かったが..)であり、ナイスなタイミングで総選挙がある。今回は投票まで忙しくなってきた!

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2013年05月18日

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