あらすじ
私たちの体、住んでいる地球、そして宇宙。この世に存在するものはすべて、元素同士の化学反応によりできています。これら自然科学の摂理を凝縮した万能の道具が、周期表です。元素たちが並んだ周期表のルールは、複雑そうに見えてシンプル。縦と横のどっちから攻める? なぜ人体は取り込む栄養素を間違う? 元素の化学進化って何?――難しそうだけどなぜか気になる、そんな周期表の仕組みわかる入門書。
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Posted by ブクログ
面白い!宇宙が出来たときに由来するこの世界の元素の数々。それらの割合は、当然人間の身体の組成や必要とする元素の割合に近いものである。そう考えると万物は広大な宇宙からミクロの元素の世界まで一貫して繋がっているのだと気付く。元素表が持つ曼荼羅のような美しさ、理路整然とした構成の妙は、神の存在さえ感じられる。
科学は面白い。
Posted by ブクログ
目の前にすごく便利な機器があったとしても、
それが洗練されたものであればあるほど使いこなすのは難しい。
いーいこーるえむしーにじょう
がすごくシンプルで力のある方程式だということはなんとなく理解できても、
使いこなすには他にもいろんな知識が必要だ。
元素周期表も同じ、すごくシンプルで力のあるものだけれど、
それがどういうものなのかを知らなければ
あなたの人生で周期表はただの試験対策暗記物で終わる。
本書は元素周期表のひとつの説明書だ。
宇宙に、人体に、時事問題、いろんな角度からこれを解説してくれる。
旅にでるために、人は地図を広げる。
このとき地図は人にとってただの平面図だ。
旅を終えると、地図から景色がみえる、人がみえる、時間がみえる。
本を旅する、とは使い古された表現だが、
読んだことで周期表がただの平面図に見えなくなることだけは保証できる。