【感想・ネタバレ】君といた日の続き(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

長い雨の切れ間に女の子を拾った。「ここ、どこ?」ちぃ子と名乗るその少女はどうやら1980年代からタイムスリップしてきたらしい。ちぃ子はなぜ僕の前に現れたのか、はたして元の時代に戻れるのか、封印された記憶に隠された真相は。娘を亡くした父親と、両親のいない少女の、奇妙な「夏休み」がはじまる。すべての伏線が繋がったとき、時空を超えた愛の物語が浮かび上がる号泣必至ミステリー。(解説・大森望)

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ネタバレ

ひとめぼれ。
こんなひとめぼれなら、されてみたい。
途中、ストーリーが平坦で冗長に感じる部分もあった。
しかしながら、最後はよく考えられた伏線回収だった。

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2025年11月14日

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ネタバレ

たぶんデビュー作以来の辻堂作品。
テンポ良くて、一気に読めた。「ちぃこ」の正体や散りばめられた伏線にはなんとなく気づいたので、その答え合わせをしたくて一気にっていうのもあったかな。
それにしても、辻堂さん平成生まれ?80年代の描写が素晴らしくて、それこそ、ちぃこの言動でタイムスリップした気分になった

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2025年08月25日

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ネタバレ

愛娘を病気で亡くした譲の前に、1984年からタイムスリップしてきた、愛娘と同じ歳くらいの少女と過ごすうちに、変わっていく想い……。もしかして?と予想はついたとしても、他の伏線や展開に胸が熱くなる。目の前の事だけ、自分の気持ちだけ考えてはいけなかったとしても、人は弱い生き物だからな。でも、もし朧げにでもわかっていたなら変えられなかったかなぁ、うう2人にこれから幸せになってほしいよぉって願ってしまう。

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2025年08月10日

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ネタバレ

著者作は著者作は『トリカゴ』『今日未明』『あの日の交換日記』『二重らせんのスイッチ』『死ぬならば、死にたいときに』『残火』に続き7作め。
結論からいうと、これまでで一番つまらなかった。しかも話が進むにつれ、残念感が強くなった。

私自身が主人公・譲と同級生なので、1980年代を実体験している。1992年生まれの著者はよく調べて描いていると思う。当時とコロナ禍の令和との差異も浮かび上がっている。でも「だから何?」である。

どの辺から冷めたかというと、80年代の出来事としてを日航機墜落事故を挙げているのに宮崎勤を意図的に抜いていること(リアルに生きた世代としてこれはあり得ない)。そして案の定、ちぃ子は少女誘拐殺人事件に巻き込まれる展開に。それを傍観視していた譲の心の動きは単純すぎ、優等生すぎ。「そんなに都合よく人の心が動いていくか?」とつっこみたくなる。結局は、著者の「生まれる前の時代をよくリサーチしたでしょ?そういうの書いてみたかったんです」という優等生的自己顕示欲に思えてしまう。

また、ラスト数ページは「幸せの欠片」「まずは自分を好きでいよう」など既視感のある言葉ばかりで鼻白んだ。
350pを超える話だと、こちらもある程度の読み応えを求めてしまう。キャラクターにもっと多面性を持たせてほしい。

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2026年08月15日

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ネタバレ

梅雨明けを待つある日、娘を亡くし一人で暮らす譲は小学生の少女と出会った。昭和59年からやってきた「ちい子」と名乗る少女は娘と同じ10歳だという。ちい子が元の時代に帰るそのときまで、娘としたかったことをして2人で夏の思い出を作ることに…。

ちい子の正体はわりと早々に予想が付いたけれど、途中で譲が思い出したエピソードから違う人物ではないかと当たりをつける展開があり、あれやっぱり違うのか?と最後まで楽しめた。最後の最後に気づいていなかった真実が明かされて、この出会いがあってよかったんだなと思わされる。タイトルどおり、「君」といた日の続きが続いていく。前向きに進んでいくラストがよかった。

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2026年03月13日

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