【感想・ネタバレ】四月は君の嘘(2)のレビュー

四月は君の嘘。
タイトルから既に詩的。既にドラマティック!そしてその期待を裏切らない作品です。
自分のピアノの音が聞こえなくなってしまった元天才ピアニスト・公生が、奔放に音楽を愛するヴァイオリニスト・かをりに出会い、それまでモノクロに見えていた世界がカラフルに色づいていきます。
数ある音楽マンガの見どころは、作者が恐らく一番入魂する「演奏シーン」だと思いますが、本作はコマ割りが巧みでダイナミック!コンクールの静まり返ったホールに響く一音目、その瞬間の緊張感が心地よいです。ヴァイオリンとピアノの協奏曲なのに、作中で「殴り合い」と表現されている2人の演奏シーンは、荒々しいのに純粋で、読んでいてゾクゾクします。
2014年のアニメ化に続き、2016年には広瀬すずさんと山崎賢人さん主演で実写映画化も。『のだめカンタービレ』や『ピアノの森』に続き、クラシックを題材とした音楽マンガの新しいヒット作となった『四月は君の嘘』。お読みの際はぜひ、ハンカチのご用意を。(書店員・鮭)

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

ネタバレ 購入済み

感動のはじまり

かをりちゃんと公正がコンクールに出る回。かをりちゃんは、かをりちゃん自身のためにも、公正の背中を押すためでもあるこのコンクールは、感動しかないです。音は聞こえないはずなのに、音もコンクールの緊張も熱気も感動も伝わってきます。
かをりちゃんの病気も描きはじめられていて、色々な意味で"はじまり"の回だと思います。

#感動する

0
2021年04月25日

ネタバレ 購入済み

面白い

14歳のキラキラした青春。最後まで読み終えるとかをりちゃんの一途さなら胸が痛くなります。このなんとも言えないすれ違いがもどかしいけども最後には感動に繋がるのが凄い。

0
2022年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
音を失いピアノを止めてしまった元・天才少年有馬公生(ありま・こうせい)は、宮園(みやぞの)かをりにバイオリンの伴奏を依頼され、音楽の世界へ帰還する。自分のピアノの音が聞こえない公生――2人はコンクール曲を奏でられるのか!? 真摯な姿がまぶしくて、目が離せない! 音が視える、青春ラブストーリー!!

【感想】

0
2017年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2018/6 コミック4冊目(通算21冊目)。かをりのヴァイオリンコンクールの伴奏を引き受けることになった公正。でもいざ舞台に上がってみても途中でピアノが弾けなくなってしまう。そんな時手を差し伸べたのはかをりだった。どんどんかをりに魅かれていくたびに公正の人生が色を取り戻していくように見える。かをりの体調はどうなのか?。次。

0
2018年06月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

公正の2年ぶりの演奏。そして宮園かをりの伴奏。演奏シーンの100ページは一気にページを捲った!

音楽が届く瞬間は実に爽快だった!

かをりが川に飛び込んで、それにつられて公正も飛び込むシーンも良い!

でも気になるのはかをりが倒れたこと。それと、椿は名字?名前?今のところ“椿”としてしか呼ばれてない。人物紹介ページでも椿だけフルネームで書かれていない…。

0
2014年10月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やってまいりました2次選考。
一度も合わせたことのないコンビがぶっつけ本番・・・昔の漫画なんかでは天才が一発で彼女の作曲者に対する挑戦的な演奏に難なく合わせて最高の結果にって展開になるのかもしれないが
現代の漫画ですね!!前代未聞の演奏中断。やはりまた、公生は途中で演奏をやめてしまった。しかし、それを怒るのでもなく、その場から逃げるでもなく宮園は途中から仕切り直しを行った。そんな姿を見て、公生は走馬灯が蘇り、必死に感覚を取り戻し、最後まで演奏ができたが、やはり評価対象外となり落選した。
演奏が終わったあと、宮園は倒れてしまう。心配した友人たちに対してはただの検査入院と、しかも倒れたことも初めてと言うが、病室で一人になったとこで「また倒れたんだ」の一言。これは・・・何かありますね。
公生の幼馴染の椿の恋も動き出した?感じでますます続きが気になる巻です。

0
2012年06月13日

ネタバレ

スポットライトの下のつらさ

辞めていた音楽を再びはじめた主人公。伴奏者としてステージに立つが……。
トラウマで手が止まった時にバイオリンの子が灯台のように主人公を導いたのが良かった。

#アツい #泣ける #感動する

0
2021年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

無料アプリ。これレビューがすごく良かったから読み出したわけだけど、今のところその真意がわからず。もう少し読み続けると引き込まれるのかなと期待しつつ読む。今巻は公生を伴奏者としたかをりの二次コンクールから。「エロイム エッサイム エロイム エッサイム 我は求め 訴えたり」かをりが演奏前に呟く言葉。これどーゆう意味なんだろう。公生は母親の影が見えて途中で弾けなくなりかをりのコンクールは台無しに。でもアゲイン。無評価の中やり直した時は主役のかをりを喰うほどに。伴奏者と独奏者ってそんなに違うものなんだ。上手けりゃどっちもできるんだと思ってた。かをりが倒れたのは何か病気なのかな。死ぬ系の話なのかな〜前情報ないまま読み始めちゃったから、悲しいお話だったら嫌だな。苦手。椿は椿で先輩に告白されてて付き合うか付き合わないか考えてる様子。それぞれが14歳らしく色々悩んで成長していく話なのかな。最後はかをりにピアノのコンクールに出てと言われる公生。とりあえず続きを読んでみようかな。

0
2018年03月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いっつも、
血を流してるなぁ。。。
有馬公正!

練習なしのぶっつけ本番で伴奏なんてできるかとテンパってる有馬公正に、
全力のヘッドバットを加える宮園かをり!
「私を見て」
と、
一言からの「私たちならできる」
と、
「たち」ですかぁ。。。

エロイムエッサイム エロイムエッサイム 
我は求め 訴えたり
と、
いつもの呪文を唱えて、
宮園かをりと有馬公正のコンクールが始まる!

ピアノが止まっちゃった。
ヴァイオリンも止めちゃった。
で、
アゲイン

そして、
いつもの日常が戻り、
椿と先輩との恋が始まり?
宮園かをりと有馬公正は川に飛び込んで頭を冷やし、
あんなモノトーンの世界から、
もっと
カラフルな世界に変えていく!
もっとも、
美しい嘘のような毎日が過ぎていくのかな?

0
2016年01月19日

「少年マンガ」ランキング