【感想・ネタバレ】蟹工船 一九二八・三・一五のレビュー

あらすじ

おい地獄さえぐんだで-函館から出港する漁夫の方言に始まる「蟹工船」。小樽署の壁の日本共産党万歳! の落書に終わる「三・一五」。小林多喜二(1903-1933)25歳のときの2作は、地方性と党派性にもかかわらず思想評価をのりこえプロレタリア文学の古典となった。搾取と労働、組織と個人。歴史は未だ答えず。[解説=蔵原惟人]

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Posted by ブクログ

ネタバレ

戦前に使い捨てにさせられた労働者たち。彼らがいてこそ今の私たちがあることを忘れてはなりません。この作品が、いつの時代にも初めて社会に出て労働する若者たちへのエールであってほしいと願います。

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2012年02月03日

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