【感想・ネタバレ】本が読めない33歳が国語の教科書を読む やまなし・少年の日の思い出・山月記・枕草子のレビュー

あらすじ

【「オモコロ」大人気シリーズの書籍化・第2弾!】
教科書の名作に挑戦!

Ⅹ騒然!「「山月記」を読めなかった男が1年半ぶりにもう一度読む日」収録!
「山月記」に挫折した経験から、大人になった今、教科書に載っている作品を読んでみることに……。
「学び直し」ほど大げさではないけれど、きっと何かが変わるはず!

この本でしか味わえない、不思議な読書体験をぜひお楽しみください!

〔もくじ〕
はじめに
1冊目 宮沢賢治「やまなし」
2冊目 ヘルマン・ヘッセ(高橋健二訳)「少年の日の思い出」
3冊目 中島敦「山月記」
特別編 本の作者と話してみる(ラランド・ニシダ氏)
4冊目 清少納言「枕草子」
あとがき みくのしんより
あとがき かまどより

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Posted by ブクログ

ネタバレ

素敵な1冊に出会えました!

幼い頃から本の虫だった私は、国語をあまり苦手と思ったことはないけど、「なんとなくこんな答えを大人は求めてるんでしょ」って、可愛げのない、面白みのない国語人生を送ってきた。
正解はないって言われても、最適解は決まってる的な。

ところがどっこい。みくのしんは、とにかく読むのが苦手だけど、読んだ文を映像化したり、「自分のもの」にするのがすごーく上手。

"なんかこう……こんなに簡単な言葉で、思いもよらない表現をされると「日本語が取られた!」って思わない?もうこの表現は俺には使えないというか、この日本語は最初に言った人のものになるというか…。"
こんな感想抱けるのが、ほんとにもう。何て言葉にしたらいいのか。
景色を眺めるように読書をするみくのしんがすごく羨ましく感じました。

改めて、読書を楽しみたいと思えた1冊です。

0
2025年11月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作もそうだけれど、人が本を読んでいる時のリアクションとか感想を見ることができるのって心底楽しい。
しかもこの感受性です。ありがたい。
枕草子の回が特に好き。
すごく疲れそうだけど、一回でいいからこんな読み方してみたいですね。

0
2025年09月16日

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