あらすじ
シリーズ累計 30万部 突破!
中学・大学入試問題にも多数採用された
ハーバード・シリーズ最新刊!
世界最高の知性が集まるハーバード大学経営大学院で
いちばん人気のある研修旅行先は、日本。
参加者に希望者を含めると1学年の全学生の40%、
全教員の20%以上が日本への研修に興味を持ったという。
なぜ、いま日本はこれほど研修旅行先として人気があるのか。
ハーバード大学経営大学院の授業や研修をもとに
「日本から何を学んでいるのか」を解き明かす。
◇「帰国したら二度と食べられない」日本の野菜に感動
◇ヒロシマでの体験が忘れられない
◇最も記憶に残るのは親切な日本人
◇学生たちを感嘆させた日本のタクシー運転手
◇ハーバードで日本史が注目を集める理由
◇一気に話題をさらった山本山の発明品
◇人気みやげは「とらやのキャンディー」
◇教員が虜になった激安ジャングル「ドン・キホーテ」
◇日本発の型破りなビジネスモデルに驚く
◇「チームラボボーダレス」で体感する日本のイノベーション力
◇「増田德兵衞商店」が開拓した日本酒ビジネスの可能性
◇リーダーシップの観点から見るドラマ『SHOGUN 将軍』
◇ハーバードではなぜ岩崎弥太郎と渋沢栄一を学ぶのか
◇世界最高の経営学者が注目する豊田佐吉のエラーマネジメント
◇「お見合い」ビジネスに学生たちはどう反応したか
◇日本発の斬新なマッチングビジネスが教材化
◇ロボティクス企業で教員から殺到した質問とは
◇ハーバードの「働き方の未来」研究で注目される日本
◇なぜ岐阜県の中小企業の事例を学ぶのか
◇悩めるシニアが欧米でも社会問題に
◇ハーバードの教授が警鐘を鳴らす「成功依存症」
◇「イキガイ」ブームと新幹線清掃会社テッセイ
◇オムロン京都太陽が視察先に選ばれた理由
◇日産の危機管理能力とホンダとの経営統合計画
◇パンデミック下で卓越した復元力を発揮した日産
◇日本企業の課題は「コーポレートガバナンス
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Posted by ブクログ
ハーバードMBAでは、年間250本、卒業まで500本のケースを学ぶ。
ファミリービジネスは長期的な視野で投資してくれる。
虎屋では、社内に親族は一人だけ。当主と次の当主だけが社内にいる。一族で争わない。
アイデンティティを維持しながらも、イノベーションできる企業が日本にはたくさんある。古いだけではなく革新的だから生き延びた。
無印とユニクロの旗艦店に圧倒される。ドン・キホーテも日本の魅力。
セイコーはファミリービジネスだったが、上場でロレックスとは違う道を進んだ。
日本の明治大正期は起業家をたくさん産んだ。
岩崎弥太郎は30代で起業した。20代で金持ちにならなければ、と現代の若者は思っている。
豊田G型織機は世界二輸出された。
日本から事業家が出ていないのは、人口の減少、ハングリー精神の欠如。
大企業のちからが強いと、起業しようと思わない。韓国やトルコも同じ。財閥系企業が大きな影響力を持っている。
IBJは、婚活サービスの再大手。
成功依存症は不幸の源。永遠に満足できないことが不幸のもと。
日産の危機管理能力は卓越している。過去に何度も危機があったから。
コーポレートガバナンスとは、コンプライアンスではなく、効率よく持続的に利益を出す仕組み、のこと。波風を建てないだけではだめ。
帰結主義(功利主義)と義務論の対立。トルーマンはモラルリーダーといえるか。