感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
面白かった。寝る前にちょこっと読むだけだったのに、気付いたら全部読んじゃってました。
鈍感ジェイクの元に新たな依頼者がやってきました。依頼者は実の兄の幽霊に親族を殺されて、ジェイクに助けを求めたリゼット。
知らない間にベッドの中に入ってきたリゼットをサアラと間違って抱き寄せたもんだから、話がこじれていきます。
サアラはなんだか怒ってるし、屋敷の使用人からも怒られちゃって、孤立無援のジェイク。いくら考えてもサアラが怒っている原因が分からなくて、サアラに触れようとして拒絶されて、傷ついてます。
思い詰めて「きみに触りたい」って、サアラに詰め寄ったのに、きっぱり拒絶されて、壁に拳をたたきつけたり、お酒が入って、サアラをベッドに連れ込んだり、これまであんまり感情に出ない人なのに、感情豊かなジェイクに、ニヤニヤしっぱなしです。
いつもサアラがジェイクを好き好きだったのが、急に180度逆の態度をとられたのが、こたえたんでしょうね。サアラも容赦ないから。
リゼットがジェイクに近寄った理由は最後であきらかになりますけど、すべてが片付いたあと、ジェイクに目隠しして、あんなことしたサアラ。
えーそんなプレイがルルル文庫で許されるの?って思ったら、やっぱりいいところで終わっちゃいました。残念(^^ゞ
今までサアラの方がジェイクへの好きって気持ちが大きいかと思ってましたけど、ジェイクも結構サアラのことを好きになってますよね。
次巻も楽しみです。