【感想・ネタバレ】砕かれざるもののレビュー

あらすじ

関ヶ原で敗れ、流人のまま朽ち果てる運命にあった備前宰相・宇喜多秀家とその一族。加賀百万石の取り潰しに将軍家が動き出したとき、彼らは絶海の孤島から立ち上がる! 戦いに参ずるのは、若き剣士・宇喜多秀景、柳生十兵衛率いる柳生一族。さらには伊藤一刀斎、宮本武蔵らの剣豪たちも入り乱れる。運命に抗う者たちの、命を賭した戦いの結末は――。荒山流“純粋剣豪小説”、ここに誕生!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

荒山氏の作品はこれがお初。
なるほど、山田風太郎系伝奇小説の後継者的な作風なんやね。
それも、登場人物や舞台のチョイス、台詞回しに立ち回り、ジラし方やほんのりお色気設定、荒唐無稽さにおいて、かなり忠実な後継者とみた。

ちょっと読みづらい部分もあるにはあるが、作品世界にはまってしまうと、リズムに乗ってサクサク読める感じ。

忍者剣客系伝奇小説が読みたくなった時用にこの作家ちょっと注目しておこう

0
2013年10月18日

「歴史・時代」ランキング