【感想・ネタバレ】ワイルダネス 8のレビュー

あらすじ

再び動き出した硝煙弾雨の銃撃アクション!

大学生・芹間、家出娘・恵那、私立探偵・堀田は、メキシコの片田舎で出会い、利害が一致して共謀。
彼らはマフィア、警察、DEAなどの追っ手を振り切り、全ての決着をつけるためアメリカへ帰還することを決意する。
だがメキシコ=アメリカの国境では軍隊並みの装備で固めたマフィア・ゴールドスミスの私兵たちが待ち構えていた!
芹間たちは強行突破を図るが……!?

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最終回2025年7月18日発売

ワイルダネスが2025年7月に完結するんだ、本当だ
この8巻に収録されている話はサンデーGX2009年の6月号と7月号掲載の次は2021年6月号の話だ
そこからは中断なく2022年9月号までの話となっている
12年間休止した理由は伊藤明弘先生のご病気で、結果として利き腕の右腕が使えなくなり左腕で執筆する事になっている
ワイルダネスの連載が開始されたのは2000年9月号、サンデーGX創刊2号からで
7月発売の2025年8月号に最終回が掲載されると発表されているので25年間かけての連載という事になる
8巻の23.Across The Borderline-2で途切れたので読者としてはだいぶ待った事になるが、伊藤明弘先生ご本人は筆舌に尽くし難い艱難辛苦も有っただろう

作画については「絵が荒れた」と感じなくもない
この単行本以降の連載も読んでいるので、絵が2009年以前と変わらないなと言えるほどに元通りになっている
絵は2009年以前の迫力に戻ったので不満は無い
不満は、話の方だ
ワイルダネスという作品はコマの中に描かれるべき情報が全て描かれているほどに巧みに構成されている
「この展開はどういう意味?」という疑問が無かったのが
2021年以降の話は率直に言って拙速な程に急展開している
主役の三人がメキシコ国境を強行突破しアリゾナまで辿り着くのだが、メキシコに置き去りにした追手が彼の前に現れる 読んできた人なら予測はしていた
予測していても過程が分からんのだ
読者としては「置き去りにされた追手は標的(主役のこと)に先回りしてアメリカ国境沿いに待ち伏せしたのだろう」という想定はできるのだが
ここまで想像できる人そう多くない

喬は堀田俊生と共に追手のミスタ・スミス(この作品敬称のMr.をミスタ、Miss.をミスと表記してたのが終盤ではMr.になってる)
を撃ち殺しているのだけど、喬はあまり敵を倒してないな 恵那もだけど
連載時から丸々描き足されているのが3ページも有る
芹間喬がアリゾナの警察から逃げ出した二人組に捕まる場面だ
8巻発売後サンデーGX掲載の話で喬のそれらの説明は有るのだが喬って捕まる場面多い
喬と堀田は日本に帰国するつもりだったのだろうか アリゾナのセーフハウスに匿われるのか

やり残しが有るとするならアニーBをバットで殴打し道端に放置したのはベニーだ
ドナルド・ブロウトンとローゼンマンの次にベニーを最後に殺してくれ喬と恵那

#切ない #ドキドキハラハラ #カッコいい

0
2025年07月11日

購入済み

なにはともあれ続きが出たことがうれしい。

2
2022年12月20日

購入済み

再開

療養から復帰後の再開。
改めて読み返すと、絵柄の変化もあってか一気に全体に重々しい雰囲気が。
もしそうでなくてもあのキャラが動き出したことで終わりが近いことがうかがえる。

0
2025年10月29日

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