あらすじ
「好きな人と幸せになってください」――完璧な才女と称えられる侯爵令嬢・サフィアがある日突然、婚約者の王太子あてに1通の手紙を残して姿を消した。サフィアの妹と浮気していた王太子は、彼女が消えたことは好都合。お陰でサフィアがあげた手柄も、心から愛する婚約者も望みどおり手に入れ、順風満帆な人生を送る…はずだった。噂と違い教養がない婚約者、うまく進まない外交、下がり続ける周囲からの評価。「これが、サフィアが思い描いた未来だったのか？」このままでは破滅すると焦った王太子は、何とかサフィアを取り戻そうと行方を探すが…？
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面白かった！
次々に話が展開していってサクサク読めます。
個人的な復讐ではなく過去故意では無いにしろ加担してしまった侵略の罪を償うため、自覚してなかった恋心と死に戻りのアドバンテージを引っ提げて数年かけて練り上げ、罠を張っての緻密な侵略者への断罪劇でした。その過程でヒロインを蔑ろにした家族も意図せず断罪されていきます。
救いは弟が意外と姉LOVEだったことかな？ 恋愛甘々は少ないです。
おもしろい
エピソードを出す順番を変えるだけでおもしろさも変わるんですね。死に戻りだけどざまあが目的ではなくジーナを守るためだけだったのに国も元婚約者も家族も自滅してた。
途中チラッと出てきた令嬢もただ学園でのエピソードを出すためだと思ったら協力者としても出てきたり義弟も姉様ラブだった。
面白かった
面白かったけど、ヒロインの生家が侯爵家なのに、伯爵家と何度か表記されていました。
メインは、どちらかというと、元婚約者と義妹の婚約してからのお話は、ありふれた話だったけど、ヒロインは、ざまぁがしたかったわけではなく、ヒーローの国を救いたかっただけなのに、結果的にざまぁが成立する。元婚約者は、なんとうか気持ち悪い男だと思う。
ううっ
ヒロインの最初の人生や環境が酷すぎる。途中辛過ぎて、休憩しながら読みました。逆行し、強く、やり直すヒロインはすごくかっこいいしステキだ。最後にはヒロイン幸せになれてよかった。大事な人達をも幸せにして本当にヒロインの頑張りが凄い。
種明かし
ヒロインが死に戻った世界から始まっている、ということが分かるのはこの本の後半になってからですので、それまでがもどかしいかもしれません。
いつになったらちゃんとざまあするのかとちょっとヤキモキしました。
しかも、毒親の父親の最期はあっけないし、もうちょっと苦しんでからの方が読み応えがあったのに、とか思いました。
一気読み
タイトルが気になり購入。
途中までは主人公に嫌がらせをしていた人々の後悔の王道ストーリー。
後半から一気に状況は代わり、読み終えた後で、もう一度読み返したくなりました。
腹黒で将来が楽しみなのは、異母弟くんでしょうか。ハッピーエンドものなので、安心して読めました。
かなりヘビーな話でした。
グイグイ惹き込まれて、物語の世界に溶け込んで、ドキドキハラハラしながら読みました。
