あらすじ
『学問のすすめ』『文明論之概略』などを著し、慶應義塾の創設にも力を尽くした近代日本最大の啓蒙思想家・福澤諭吉。激動の時代を痛快に、さわやかに生きた著者の破天荒なエピソードが収められた本書は、近代日本が生み出した最良の読み物のひとつであり、現代日本人が生きる上で最高のヒントを与えてくれるだろう。
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Posted by ブクログ
■ひとことで言うと?
慣習に囚われず、自分の信じたことを全力で成した人物
■キーポイント
・自立自活
- 自分のことは自分でする
- 極力人に頼らない生き方をする
・血に交わって赤くならない
- 自分の「軸」を持つ
・手段を選ばない
- やりたいことはいかなる手段を用いても成し遂げる
・「およそ人の志は、その身の成り行き次第によって大きくもなりまた小さくもなるもので、子供のときに何を言おうと何を行おうと、その言行が必ずしも生涯の保証になるものではない。ただ先天の遺伝、現在の教育に従って、根気よく努めて迷いのない者が勝ちを占めることでしょう。」