あらすじ
人類はゆるりと滅亡に向かう?
人類滅亡の危機がやってくる――ただし百年後に。世界を駆け巡った衝撃ニュースだったが、「終末」を意識させるには、小惑星衝突までの猶予が長かった。人々のささやかな勇気が少しずつ重なり合い、世界に希望をともしていく奇跡の連作短編集!
――これを機に、人類は捨てたりしないのかな。
――なにを?
――種の存続っていう根源的な本能を。
ベストセラー『#真相をお話しします』著者にして、ミステリ界のエースががどうしても描きたかった、未来なき世界で“希望”を編む人々の物語。
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Posted by ブクログ
連作短編集。
人類滅亡、ただし100年後、の世界で生きる人々のお話。
最後の話が書き下ろしで、全体的にうまくまとまっていて良かった。
もっとドロドロの作品かと思っていたけど、めちゃくちゃ爽やかな感じで面白い。
登場する、特に子ども達が生き生きしてて好き。
隕石ホープが衝突しなくても、いつでも、いつかは、人類は滅亡するし、、、っていう視点に立ち戻るのは、良き。
ま、厳密には違うやろ、とも思うけど。
これを機に「種の存続っていう根源的な本能」を人類は捨てたりしないのかな?
っていう件が印象的だった。
Posted by ブクログ
100年後に隕石で地球が滅ぶことがわかった状態の世界線。境遇の全く異なる6人の主人公それぞれが、遠い先の滅亡を知りつつ、どのように生きていくのかの個別短編集。彼らが、ホントに身近にいるリアリティある存在で、その思考もトレースできる。その筆致も素晴らしいのに加え、6章目でまさかの大団円。それがまた素晴らしい。人生観揺さぶられた!