【感想・ネタバレ】ぼくは刑事ですのレビュー

あらすじ

松川律は三十一歳の刑事で、シングルマザーの竹本澄音とつきあっている。澄音の五歳の娘・海音との距離も縮まり結婚を真剣に考えたところで、澄音から自分の父親には前科があると告げられて――。ラーメン店を経営する姉一家との交流や同期刑事とのやりとりなどを小気味よく織り交ぜながら、若き刑事の二年の月日を描く。スカイツリーの見える東京・下町で繰り広げられる心温まる人生の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらずいいわ〜
小野寺さんのこの感じ

「刑事」を意識して、読み始めた人には
物足りないんだろうけど
私は小野寺さんの小説を
読みまくってるから
刑事なのに、刑事な話じゃない
このノリが、すごく好きやった

刑事の話なのに、メインが恋愛!
なのに、ちゃんといたるところに
「正義」が散りばめられて

律、絶対めっちゃ性格いい奴やん
まんまとはまった

普段あまり悲しいことが起きない
小野寺さんの話に
悲しいことが起きたのは
びっくりした

そして最後の展開
普通なら、こういう展開には
いやいや子供育てるって大変やで?
無理やろと否定的に考えちゃうけど
律くんなら、どうにかするんやろなぁ

刑事辞める覚悟と
刑事辞めない覚悟(澄音さんのためにも)と
刑事をする上で死ねない覚悟
(海音ちゃんのために)
全部が詰まっていて「くーっ!」って感じ
良い本でした

子供の何気ない発言を
うまく取り入れてる小野寺さん
性格良い作家さんなんやろなぁ
次作も読みます!

0
2025年12月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

事件を追わない刑事の話って初めてかも。
すごくよかった。
普通の人、という印象を受けるけど仕事にきちんと責任感を持っていて素敵だった。
ほのぼのした日常が続くのかと思いきや、かなり辛いことが起きてしまい悲しくなった。
でも彼ならこれから先もまっすぐに暮らしていくんだろうな〜という安心感がある。
続編あったらいいな〜。

0
2025年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

刑事って仕事はどんなものか…これまでドラマや漫画、ミステリー小説などで持つ一般的なイメージは、正義感が強く、平和を守るために命の危険も厭わない『聖職』として仕事をしている人が、逆に暴力団と結託して悪事をはたらくダーティーなヤツ…みたいな2択しかないような印象が普通ではないだろうか。

この小説に登場する松川律(まつかわ・りつ)はちょっと違う。合コンし、子持ちの歳上の彼女と付き合い、長いLINEをし、どちらかというと私生活は普通の32才の若者だ。
まあ、それは当たり前のことなのかもしれない。僕らは『刑事くん』(古い)から『太陽ほえろ』や様々な刑事ドラマで、刑事という職業は市民の安全のために尽くすものだと偶像化しているだけで、実際には普通の職業のひとつなんだよなぁ。

凶悪な事件が起こるわけではないし、刑事として犯人を捕まえるような大きな展開はないが、とある事故でストーリーが少し変わる。その時に自分ならどうするだろうと思える。え?そういう展開か…とちょっと驚いた。
ただもしも自分が本当に刑事に何かで担当してもらうとしたら、この主人公にはお世話になりたくはないなあ…

小野寺史宜さんの小説はかなり読んでいるが、やっぱり刑事ものの小説はムリ。畑が違うなあ。(いい意味で)

0
2025年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

安定の小野寺節。
メンタルの安定した落ち着いたいい男目線の一人称語り。淡々としている。今回は物語終盤に向けて怒涛の展開だったのだが、それでもやはり「大きなことは起きない」と感じさせてしまう語り口。いい意味でとても現実的な物語。

主人公は松川律。刑事。警察官のなかでも、事件を扱う刑事。高校時代の先輩でシングルマザーの澄音と付き合っている。澄音の子ども海音ちゃんとも会い、結婚も考える。でも澄音の父には傷害の前科があった。で、上司からも結婚を止められる。それでも結婚しようと考える。警察を辞めてでも結婚しようと考え、そう伝えるが澄音が反対。2人は別れる。そして2ヶ月ほどで澄音が交通事故で亡くなる。海音は祖父に引き取られる。で、律は海音を養育したいと申し出る。あらすじはざっとこんな感じ。他にも元カノが軽いストーカー被害に遭ったり、同期が同僚と不倫してたりと展開はあるが、どれも主人公の人柄のよさを伝えるパーツになっている。
後半の澄音が亡くなる展開以降は、現実的ではないんだけど、語り口調が現実的だし、律目線だからスムーズに自分の中に落とし込まれる。
たしかにこんな刑事がいたらいいなあ、というか、人としてこういう人になりたいなあと思える作品。

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯に「警察小説でもミステリーでもありません」とあるし、小野寺さんの作品だし、バリバリ刑事のお話ではないんだろうなとは思っていたけれど、思っていた以上に恋愛話がメインだった。

会話がけっこう多いので、ページ数の割にすぐ読み終わる。

律は、いい人だと思う。
こういう誠実な人に刑事として国を守ってもらえるのは安心。
ただ、海音ちゃんを引きとるのは賛成しかねた。

「大人になってからはもう、本当に付き合いたい人とだけ」、友人として「付き合えばいい。」という律の考えには大賛成!

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小野寺さんの作品の中で最も刺さらなかった。
なんて言うか、律が女々しいし、登場人物も、何かな、って。元カノの元カレのストーカー事件とか。
そこ、律が出る幕じゃないから。普通に他の警察行けよって思ったし、警察内で職場不倫て・・犯罪を取り締まる人らがやる?
そして、相手がシンママ&犯罪者娘で結婚反対する上司。結局、結婚できないってなり、相手亡くなるし。
で、娘だけ引き取るって。何だかなぁ

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2025年12月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

淡々と切なかった。
海のはじまりとかぶつてるなぁと。
実の娘ではないけど元恋人の娘。海も被ってる。
警察官の身辺調査のことは親戚に似たような話しがあって聞いていた。今回の父親の傷害による実刑はアウトなんだ。厳しい。一度でも犯罪歴があれば✕か。芸能人なんて何回でも覚せい剤とかで逮捕されてもまた復活してくるけどね〜。
最後は大丈夫だったんだよね?海音ちゃんのために無事でいてよ!

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2025年11月05日

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