【感想・ネタバレ】子どもたちは夜と遊ぶ(上)のレビュー

あらすじ

始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最初の方は登場人物が誰でどの人か全然分からなかったけど、読み進めるにつれわかってきて安心。
双子がそれぞれ歩んできた悲惨な人生。
いつものメンバーの命まで奪ったθはどれほどiに支配されているんだろう。
弄ばれてるんだとしたらもっと最悪だな。
歌も奇妙で怖い。。
i…恐ろしい。誰なんだろう。早く下巻読もう!

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2025年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

寄生蜂や、殺人の描写、浅葱の過去等、色々と読みにくい部分も有るけれど、途中からはそれを凌駕する程の、興味深い展開で引き込まれた

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久々に再読しました。辻村深月さんの作品の中で唯一と言っていいほど、どういう感想を持ったらいいのかが未だにわからなくなるお話です。

当たり前にこのお話はフィクションなんだけど、それでも浅葱の境遇はフィクションであって欲しいと作中の狐塚と同じ思いを願ってしまうほど感情がリアルで痛くて光がない。
まだ上巻ではそこまで重要な登場人物でもない真紀ちゃんや恭司や紫乃だけれど、それぞれのエピソードを通して狐塚や月子の人となりがよく分かるし、それがまたリアルな感情で余計にフィクションであることを忘れてしまい余計に気分が滅入ってしまう気がします。

前作「冷たい校舎の時は止まる」の菅原の件もそうだけど、本作も分かっていても月子は狐塚の彼女だと思えてしまうのもさすがだな、と思います。
大まかなストーリーは覚えているものの、結局浅葱はどうなったんだっけ……?と少し曖昧なので下巻もじっくり読み返したいと思います。

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2025年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何だ何だ?
下巻までの種まきの上巻かな〜と思ったけど、それでも面白い。
興味深く読めました。
登場人物みんなそれぞれ魅力的で、浅葱くんもしかして多重人格なんて思ったりしたけど、そんな単純じゃなさそうとも思ったり。
すっかりこの世界に嵌ってしまいました。
狐塚くんいい人だな〜、浅葱くん辛かったね、月ちゃん何かありそう、恭司くんも何かありそう、秋山先生魅力的だけど何か裏があったりして。色々ありつつ下巻期待。

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2025年03月09日

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