あらすじ
始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
最初の方は登場人物が誰でどの人か全然分からなかったけど、読み進めるにつれわかってきて安心。
双子がそれぞれ歩んできた悲惨な人生。
いつものメンバーの命まで奪ったθはどれほどiに支配されているんだろう。
弄ばれてるんだとしたらもっと最悪だな。
歌も奇妙で怖い。。
i…恐ろしい。誰なんだろう。早く下巻読もう!
Posted by ブクログ
タイトルとは想像もつかないストーリーだった。
読み終えてみると全く違う印象をもつ。
子供の遊びの残酷な面を揶揄しているタイトルに思えた。
秋山先生の言葉、子供は非常に残酷だよ。というフレーズがなぜか残っている。
穏やかな秋山先生だからこそ、はっきりと言い切る姿に、強い何かを感じた。この先生の過去には恐ろしいなにかがあるようなそんな予感がしている。
iにはもう人の心が残っていないんだろうか。実の母を殺した時点で、優しかったi,弟を庇おうとしたiは死んでしまっている気がする。
θは少なくとも人を殺した罪悪感、恐ろしさを感じている。このゲームの勝敗はどうなるのだろう。おそらくθは耐えられない、が、iとしては自分と同じところまで来て欲しい、人を殺しても何とも思わない自分が恐ろしいから弟にも同じ位置に来て欲しい、そういった歪んだ感情なのだろうか。おそらく障害や、外見が変わったから会えないわけではない。会ってしまったら自分を求めてくれる存在がいなくなる、そう怯えているのか?
iってもしかして既に出てきている?
孤塚は違うだろう。さすがに。もしかして秋山先生?いや、双子なのだから歳が違うか。思い返すと登場人物は少ない。狐塚、恭司、月子、荻野、秋山、坂本もう1人教授はいた気がするが、、
気になる。一体誰なのか。
Posted by ブクログ
久々に再読しました。辻村深月さんの作品の中で唯一と言っていいほど、どういう感想を持ったらいいのかが未だにわからなくなるお話です。
当たり前にこのお話はフィクションなんだけど、それでも浅葱の境遇はフィクションであって欲しいと作中の狐塚と同じ思いを願ってしまうほど感情がリアルで痛くて光がない。
まだ上巻ではそこまで重要な登場人物でもない真紀ちゃんや恭司や紫乃だけれど、それぞれのエピソードを通して狐塚や月子の人となりがよく分かるし、それがまたリアルな感情で余計にフィクションであることを忘れてしまい余計に気分が滅入ってしまう気がします。
前作「冷たい校舎の時は止まる」の菅原の件もそうだけど、本作も分かっていても月子は狐塚の彼女だと思えてしまうのもさすがだな、と思います。
大まかなストーリーは覚えているものの、結局浅葱はどうなったんだっけ……?と少し曖昧なので下巻もじっくり読み返したいと思います。
Posted by ブクログ
何だ何だ?
下巻までの種まきの上巻かな〜と思ったけど、それでも面白い。
興味深く読めました。
登場人物みんなそれぞれ魅力的で、浅葱くんもしかして多重人格なんて思ったりしたけど、そんな単純じゃなさそうとも思ったり。
すっかりこの世界に嵌ってしまいました。
狐塚くんいい人だな〜、浅葱くん辛かったね、月ちゃん何かありそう、恭司くんも何かありそう、秋山先生魅力的だけど何か裏があったりして。色々ありつつ下巻期待。