【感想・ネタバレ】黒い空のレビュー

あらすじ

レイキャヴィク警察の犯罪捜査官シグルデュル=オーリは、友人から厄介な相談を受けていた。妻の姉夫婦がいかがわしい写真を撮られ、それをネタにゆすられている。表沙汰にならないように写真のデータを取り戻してほしいというのだ。恐喝者である女性の家に行ってみると、女性は頭から血を流して倒れており、シグルデュル=オーリ自身も何者かに殴られて昏倒してしまう……。犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、同僚のシグルデュル=オーリが自らが巻き込まれた殺人事件の捜査を進める。北欧ミステリの巨人の人気シリーズ第8弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

かなり終盤まで、このシリーズの中では弱いなと思いつつ読んだのですが、終わってみればさすがの重厚さと暗さにしびれました。
主役不在の中、今回抜擢された普段は脇役の若者の、父と母からの影響の受け方、さまざまなカップルの形、また興味深いアイルランドのバブル経済など、忘れ難いものを残してくれました。

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2025年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アンドレスの復讐劇、スウィンガーパーティー絡みの殺人、銀行を巡る犯罪という3つの事件が複雑に絡み合い、時系列も入り組んでいて理解するのが大変。しかも登場人物の名前が覚えにくく、私にとってはかなり手強い一冊だった。著者はアイスランド出身でダガー賞受賞歴もあるとのこと。もし名前がもっと覚えやすければ、さらに楽しめた気がする。簡単には犯罪の全貌がつかめない構成はさすが!

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2025年08月31日

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