あらすじ
婚約者の王太子に裏切られ処刑寸前だったフェリシア。だが彼を唆した聖女の嘲笑が引き金となり「時戻し」の力に目覚め…?「次こそ決して間違えない。皆が私を悪役と呼ぶのなら、その通り振る舞って差し上げます」時を遡り、最恐の復讐譚が今、始まるーー。
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匿名
ローヴァイン公爵家の令嬢フェリシアは、王太子の婚約者である。
しかし、王太子は聖女と浮気した挙げ句に、あらぬ罪を着せ、フェリシアを投獄した。
そこに現れた聖女は、フェリシアを悪役令嬢と罵り、ローヴァイン家の秘めた力について語ったのである。
フェリシアは、時戻しの力に目覚め、聖女の魔力と寿命を用いて、婚約前日まで時を遡ることに成功する!
今まで踏みにじられてきた人生を繰り返さないために、望み通り悪役令嬢になることを決意する!
壮大すぎる『ざまぁ』
悪役令嬢もの、作品数も多いですがバリエーションもなかなか豊富。
この作品では『悪役令嬢』フェリシアがその能力をもって時を戻し、王太子との婚約前から人生をやり直します。そして心強いことにフェリシアの両親も一度目の記憶を持った状態でリスタート。やり直しルートで徹底的な『ざまぁ』を企みます。なんとも壮大な『ざまぁ』です。
しかし...。
『ざまぁ』と言えば普通は痛快でスカッとするものだと思うのですが、この作品なんか怖いです。
まだ序盤もいいところだというのに、王妃様の美しいものへの執着ぶりとか、フェリシアとその両親の企みぶりとか、かなりホラーちっくなんですが。
物語の面白さと怖さを天秤にかけて、☆は4にしました。
物語の結末が痛快な『ざまぁ』でありますように。
家族ぐるみだから新しい!
なんですかこの悪役令嬢というか悪役令嬢を溺愛する家族はwww。とても良いと思います。悪役令嬢へ全振りしているのも小気味良いのですが、大抵一人ぼっちで格闘するものが多く、胸が痛む場面が多かったり・・・。しかし彼女はとてつもなく強い、なぜなら家族のバックアップがあるから。展開としてはあまり行動範囲は広くなさそうですけど、そこも裏切ってくるかもしれないですよね。悪役令嬢好きには良い作品です。
匿名
時戻りの能力欲しい~!自分が断罪された日に、覚醒のトリガーを知って、聖女がいう悪役目指して時戻りしたフェリシア。同じく記憶を持って戻ったご両親や屋敷の人たちの優しさに触れ、1度目の知識を生かし粛々とことを進めようと決心。中身が18歳の幼女がこれから頑張る姿に期待です!
よくある巻き戻り
婚約者である王太子に婚約破棄され牢屋に入れられたヒロイン。そこに聖女があらわらここは自分中心のゲームの中で悪役令嬢だと言われます。そして時戻りの魔法について話され、ようやくトリガーが分かったヒロインは巻き戻す道を選びます。そこから復讐に転じるヒロイン一家。これからが楽しみです。
いかにも女性マンガ
男性マンガでは「異世界転生チートもの」が全盛。
一方、女性マンガの世界ではなぜか「ゲーム内の悪女に転生し、腹黒聖女とその聖女に騙された王子に復讐する」が王道パターン。
この違いは何なのか、論文でも書いてみたら面白いんじゃないかと思う。
ということで、本作もまさにそのパターン。
時空魔法なるもので過去に戻ってやり直すというところまできっちりデフォ。
が、本作はその過程において細かい流れが非常に雑。
まず、「時空魔法は寿命を対価にする」、これは良いと思う。
が、今回冒頭で対価にしたのは腹黒聖女の寿命。
これによって聖女は亡くなったのだろうが、どうせ時が巻き戻るんだから生きていようと死のうと同じ事。
さらに、巻き戻った直後に主人公が「聖女を対価にしたから体が何ともない」というシーンがある。
これ、どういう意味だろう?
もし自身の寿命を対価にしたとすれば、「巻き戻った後の寿命が短くなる」という事?
でも、だとすれば「聖女の寿命を対価に巻き戻ったこの世界線では、聖女の寿命が無くなる」はずでは?
ここ、非常に重要なところなのに、煮詰めが甘すぎる。
主人公と共に両親も巻戻るというのも不可解な話。
少なくとも、過去に体験したことのない主人公は、それを知らないハズなのに、さも当たり前かのように受け入れている。
「聡明さでも家柄でもない、ただ容姿が美しいから自分の息子に当てがいたい」という王妃の発想も、全く理解不能。
百歩譲って当初はそうであったとしても、正面から拒否られたらむしろ反発して別の女性を探すものだろう。
それを、「何としても息子である王子の嫁に…」と執念を燃やすのは、違和感しかない。
その他、この1巻の中だけでも違和感を感じるシーンが多々ある。
それらはつまり、「作者の都合の良い流れを先に考え、それに合わせて細部を適当に決めたから問題が生じた」という類のものに思えてならない。
絵は、基本的にはキレイといえるのだろうけど、色々手抜きも多く、安定していない。
とにかく、ストーリー上の違和感だらけで話に入り込めない作品だった。