【感想・ネタバレ】黒幕のレビュー

あらすじ

徳川家康のめぐらす謀りごとを実現すべく働き抜いた山口新五郎は、江戸開府後、六十歳を過ぎて初めて女体に接した。そして二度も十代の嫁を娶ることになる、この男の生涯を描いた「黒幕」。夫の仇と襲った相手が従容として、己れの左腕を斬り落とさせる姿に心を打たれ、その男の妻となる戦国の女を描いた「猛婦」。他に「勘兵衛奉公記」「槍の大蔵」など、初収録4編を含む11編を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>


<内容>
池波作品を読むのは久しぶり。鬼平や剣客商売、梅安のように、架空のお話(鬼平自体は実在したけど)ではなく、実在の戦国から江戸期(一つだけ明治の開化期)を舞台に、実在の人物(ばかりではないが)のちょっとした部分を描き込んだ短編集。登場人物が人間味豊かなのが、池波節か?最初は久しぶりで、やや戸惑ったが、最後は心地よく読み終えた。

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2024年04月20日

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