【感想・ネタバレ】嘘と隣人のレビュー

あらすじ

背筋が寒くなるどんでん返しの快感

ミステリ・ランキング常連の注目作家による、新境地連作ミステリ。地獄は始まる。あなたの隣の小さな悪意から……。

目次
【あらすじ】
ストーカー化した元パートナー、マタハラと痴漢冤罪、技能実習制度と人種差別、SNSでの誹謗中傷・脅し……。
リタイアした元刑事の平穏な日常に降りかかる事件の数々。
身近な人間の悪意が白日の下に晒された時、捜査権限を失った男・平良正太郎は、事件の向こうに何を見るのか?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

定年退職した元刑事の正太郎。日々の暮らしのなかで昔の事件が頭をよぎったり、周囲から集まる様々な相談事をたどる中で、ふと当時とは全く違う真相が見えるー。

物事が暗転する様は、長岡弘樹を思い出すが、決定的に違うのはすでに過去の事件であり、かつ正太郎の推測の域を出ないものであり、どうにもならないこと。また、解決した現代の事件も後味の悪いものが多い。

「祭り」では、松島老人が殺された経緯がみえず、消化不良。徘徊していた松島老人に目撃されて?傷害致死でなく、殺意をもって?何度も読んだけど、はっきりわからず。
ベトナム人が年上を大事にする文化で、自分より後輩でも言うことを聞いてしまう⋯というくだりが、伏線だと思っていたんだけど、特に関係なく。
すべてがスッキリ解決するのも味気ないけど、気になる〜

もしやと推察するときの背中に汗がつたう感じがたまらない。どれも関係者の人生に思いを馳せてしまう、余韻が残る作品。

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2026年03月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編でも直木賞の候補になれるんだ〜

抱っこ紐外しとかチャリの轢き逃げとかめちゃくちゃ現代的なテーマで興味深かった。人の性格の悪さとか醜い部分書くのが上手な方だなぁ、、、

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2026年03月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編だけど主人公はずっと一緒で読みやすかった
派手な展開はないけどちょっと考えさせられた

『祭り』の松島光男の死体遺棄の原因が知りたい!!
原因、書いてないよね?

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2026年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

警察小説にありがちな家庭軽視や政治的駆け引き、上下関係優先のパターンが苦手だったが、本作は引退後の元刑事・平良正太郎を主人公に据え、家庭を大切にし感情に流されぬ冷静な姿勢が好感を持てる点で新鮮だった。
前半は過去事件の振り返りが中心でやや平板に感じたけど、後半の痴漢冤罪事件の真相解明が秀逸。
人がさまざまな動機で嘘をつく心理が事件の多角的な視点から描かれ、読み進めるにつれ興味が深まった。
日常に潜む小さな悪意と嘘の連鎖を静かに解き明かす連作短編。警察物のステレオタイプを外した人間味ある点がよかった。

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

定年退職した元刑事の元に集まってくる何気ない相談。『かくれんぼ』『アイランドキッチン』『祭り』『最善』『嘘と隣人』の5話。芦沢さんの作品は久しぶりに読みましたが、この方はそうそう、こういう感じだったと思い出しました。保身に走った結果、別の大きな事件へ発展する、後悔してももう遅い。ゾワッとする感じが好きなので芦沢さんの作品は他にもまだまだ読みたいです!大事なところにルビが打ってあって、肝心なところを流してしまうことがある私にとても親切でした。

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2026年01月31日

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